支笏湖往復2014年10月21日 22時08分05秒

友人のスイス野郎と、20日に朝里峠周回コースを一緒に走る約束をしていた。ところが、前日になって風を引いてしまったのでキャンセルにすると連絡があった。奥様に伺ったら、その後寝込んでしまい、行けなかったことを何度も悔しがっていたそうだ。

ということでどうしようか考えた。少しばかり前に土砂崩れで通行止めになっていた支笏湖線が開通したとのニュースが流れていた。2年ぶりに目指すことにした。

空はどんよりした曇。気温はこの季節としては意外に高い。アームウォーマーを装着したが、途中ではずしてしまった。ただし風は強い。木の葉が道路の上でぐるぐる踊っていた。おかげでずっと向かい風に悩まされることになった。

常盤駐車場でトイレを済まし、バナナを補給。支笏湖を目指す。と、すぐに前方にローディを発見。最初の坂道にとりかかっている。徐々に間が詰まり、5m後方に位置させながら、相手の脚力をじっと伺う。もしかして私とそんなに違いがないかも。と思いながら走っているうちに、ペースが遅くなってきた。それでも追い越す自信はない。どうしようかと迷ったが、テールランプの位置を調整するという口実で2分間停止して先に行かせることにした。

再スタートして後を追いかける。が、いない。猛烈にダッシュして行ったのか、それとも途中でコースアウトしたのか。最後までその方と会わなかったので不明。

さて、体調は万全ではないというサインが見えていたので、とにかく無理をしないで前に進むことにした。以前はめまいがしそうだった上り坂も淡々と回して越していく。最後のダウンヒルは、空力姿勢をとってフィニッシュ。結果、63分だった(笑)。向かい風のことや、最初のスローペースを勘案すれば、今の実力は57~8分程度か?こんなものだろう。

支笏湖畔でバナナと、伊香保まんじゅうを補給。紅葉をしばし楽しみ帰路につく。

途中、土砂崩れの跡もなまなましい現場を何箇所か通過した。風景が一変し、大きな石がゴロゴロ転がっていたのが印象的だった。自然の力を制御しようとするのは人間の奢りではないのかと思ったりもする。

さて、オコタンペ湖分岐まであと500mというあたりで、いきなり後ろから1台のローディに抜かれてしまった。お相手は30代前後か。全く追いつける速度ではない。すぐに背中が見えなくなった。悔しいが、年齢差を受け入れるしかない。

途中で雨も降ってきた。常盤が近づくとその雨も上がり、乾燥路面に。真駒内までは追い風基調で助かった。が、足がつってきたのには困った。小林峠をゆっくり超えて帰還。

久しぶりの支笏湖はきつかった。朝里峠を登り、9月末には手稲山でトレーニングも積んでいた。内心、スイスイ走られるだろうと高をくくっていたが、見事に打ち砕かれた。今日も筋肉痛が抜けない。やっぱり支笏湖は手強い。

帰り道のダウンヒルでは、空力姿勢をとったら最高時速70Km/hが出た。これまでの最速かも。ただし、路面はあまりよろしくなく、路面も濡れていたのでハンドルの制御が難しい。ツール・ド・フランスの中継で、テレビカメラを載せたバイクが100Km/hを表示しているのを映し出すことがある。ロードバイクでそこまで速度を出せるのか、今でも半信半疑である。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://john.asablo.jp/blog/2014/10/21/7468065/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。