足鍵盤を発注2012年04月03日 15時35分18秒

 MIDIでオルガンを自作するとなると、もっとも難儀するのが足鍵盤(pedal)だと思う。腕に覚えのあればゼロから自作するという手もあるが、私は木工に関しては全くの素人なので手も足も出ない。

 いろいろ探していたら、新品だけど在庫処分と言うことで信じられない値段でお譲りするとの情報をキャッチ。値段が値段なので、細かなことは言わず、とにかくなくなる前に注文した。すぐに東京から出荷され、現在新潟経由でフェリーで運ばれているところ。

 安く入手できたのはいいが、問題がひとつある。この足鍵盤にはMDIポートがついていない。つまり自分で造らなければならない。その方法についてはネットで公開されており、それほど難しくないようだ。

 そうなると次は手鍵盤(manual)をどうするかだ。市販のキーボードを必要な段数だけ重ねて使うのが最も手っ取り早い。しかし妻は、手鍵盤といっしょにピストンがなければ非常に使いづらいと言う。なおかつ外観の美しさにもこだわっている。

 そうなると選択肢は絞られてくる。カナダにあるClassic Organ Works社が、これらの条件を満たす製品を取り扱っている。現在、そこへ問い合わせしているところで、近々結論が出るだろう。

手鍵盤(キーボード)を発注した2012年04月06日 13時23分09秒

 カナダにあるClassic MIDI Works社の担当者とメールでいろいろやりとりした。ウェブを見ただけではわからず、私が誤解していたところなどをいろいろ教えていただきだいぶ助かった。

 当初、ベンチ(椅子)もここから購入しようと思って相談したら、「お客様にお売りするのはうれしいのですが、送料がかなり高くなるので日本国内でお買いになったほうがよろしいと思います」とのお返事。かなりこちらの事情を考慮して親身に相談に乗ってくれた。やはり担当者との信頼関係は大切だ。

 ということで本日、Classic MIDI Works社にキーボード他を発注した。写真は4段鍵盤になっているが、注文は2段鍵盤。妻は、3段に未練があったようだが、演奏技術が追いついていないと言うことであきらめた。将来、人前で演奏できるくらいに上達したら、その時また考えようということにした。
 
 足鍵盤はイタリアのViscount社製。MIDI端子は出ていないので、自作することになる。昨夜、ペダルのスイッチ基板を確認したら、単純なマトリックス回路になっていることがわかり、ほっとした。

 足鍵盤のマトリックスをMIDI信号に変換する電子回路は、Classic MIDI Worksで出しているMIDI Key Scan Computer (MKSC4A) - Inputs Matrixed を利用する。

 公開されているMKSC4Aの回路図を見ると、足鍵盤の基板を多少手直ししなければならないかもしれない可能性がある。しかし単純な作業なので問題にはならないはずだ。

雪だ2012年04月06日 18時43分22秒

 4月になっても春らしさにはほど遠い状態が続いている。4日には大嵐になり、家の前の除雪をしなければならなかった。そして今日も夕方雪が降り、あたりが真っ白になった。気温も低い。

 もちろん外を走られる状態ではない。ジテ通を始めたと宣言したのはいいけれど、これじゃ看板倒れだ。

 話し変わって、息子のシングルスピードバイクが車庫に入ったままになっていた。結婚を機に隣の町に移り住んだ息子は、もう自転車には乗らないつもりなのかと思ったら、できれば乗りつづけたいと言う。車を持っていないし、買い物に行くにも足がないと不便なのだろう。

 このバイク買ったときは安いと思ったが、安いだけあって各所で手抜きがしてあった。ホイールも使っているうちにスポークが緩み始め、フレも出た。とうとうリムからスポークが1本外れてしまった。こんなのを見てしまうと、やっぱりシマノの品質はダテではないと感心してしまう。

 こんな状態のホイールを使い続けるのは危険なので、新しくすることにした。購入したのはピスト用ホイールである。どうせ雨ざらしにするに違いないので、値段で決めた。

 問題がひとつ。固定スプロケットが付属しているのだが、フリースプロケットはついていない。両切りタイプだから工夫すれば付けられるはず。方法については現在調査中。

息子のシングルスピードバイク2012年04月09日 16時49分14秒

 朝から春らしい日射しになり、外を走ろうかとも思ったのだが、隣の町に引っ越して仕事に就いた息子のために自転車のメンテナンスをすることにした。

 かれこれ6年以上前に買ったシングルスピードバイク。大学のサークル棟付近に雨ざらしで駐輪していたらしく、各所にサビが浮いていた。リアホイールもスポークがはずれ、危険な状態に。

 まず手始めにピスト用のホイールを某オクで落札。ピストホイールなんて初めてなので、勝手がわからず少し戸惑うことも。まず用語がわからない。「両切り」とか「ボスフリースプロケット」とか。。物が届いてから実物を見て納得したり、ネットで検索して意味を調べたり。

 ピスト車のようにスプロケット固定で使うわけではない。そこでボスフリースプロケットが必要となる。市内の行きつけの自転車屋さんに行って尋ねてみたら、棚の奥から出してくれた。ついでに厚歯のチェーンも購入。KMC製で驚いたことにミッシングリンクが付属していた。

 写真は出来上がった状態。ハンドルバーは、当初からブルホーンスタイル。あまり見かけないタイプなので結構目立つ。バーテープが汚れているので、あとで巻き直す予定。

 出来具合を確かめるために自宅周辺を試乗してみたが、やっぱりいつも乗っているバイクと勝手が違う。値段の差といえばそれまでだが、一番感じるのは剛性の違いだ。車体が柔らかくて、ふにゃふにゃしているように感じる。普通の乗り方をする限り全く問題にならないのだろうが、慣れとは恐ろしいものだ。

 今日はこの他に、LOOK595のチェーンとスプロケットのお掃除もした。ピカピカに輝く姿は気持ちが良い。

昨シーズンの走行距離2012年04月09日 17時08分06秒

 2011年4月初から2012年3月末までの年間走行距離
LOOL KX Light号 3700Km
LOOK 595 1900Km

 昨年は震災のこともあってモチベーションが上がらず、距離は伸び悩んだ。最も乗ったときは、年間で9000Km位だったと思う。

 最近、偶然にスイス出身の宣教師と知り合いになったのだが、聞くと若い時にスイスでロードバイクに乗っていたのだそうだ。彼も年間走行距離は10000Kmはあったらしい。
 彼の得意はヒルクライム。体型を見て納得。非常に細身だ。
 彼と会うときはいつも自転車の話で盛り上がってしまう。いやー、自転車をやっていてよかった。