LOOKボトルケージが到着2011年02月01日 17時58分17秒

 思い返せば、間違って届いたColnagoのボトルケージを北アイルランドに送り返したのは、昨年の12月4日だった。あれから2ヶ月、待てど暮らせど届かないLOOKのボトルケージを首を長くして待っていた。

 1月に入って、さすがの私もしびれを切らし、「届いていますか」とメールしたら、「あっ。届いていました。すぐに送るからね」との返事。ところがこの後も音沙汰なし。やっぱりしびれを切らし、「おい。いつになったら送ってくれるんだ」(実際はもっと穏やかな表現で)と言ったら、「もうちょっと待って。今入荷待ちだから。」とほほ。

 というようなすったもんだがあって、やっときょう到着。何はともあれ、良かった良かった。海外通販で基幹部品を買う場合は、リスク回避のためにオフシーズンに利用するのがベターかもしれない。

 苦労の末に入手した燦然と輝くカーボンボトルケージ。大事に使うからね。

セラミックBBの復活に挑戦。が、敗退する。2011年02月01日 21時49分14秒

LOOK595にセラミックBBをインストールしようとしたとき、右側のベアリングに異常を発見してしまった。ペダリングしている分には違和感を特別には感じない。しかし、指で触れながらベアリングを回転させてみるとごりごりするのがわかり、気がめいってしまった。昨年大枚をはたいて買ったばかりなのに、もうだめになってしまうのですか(泣)。。

 あきらめがつかず、手元にある工具を駆使してベアリングをスリーブから外す事に挑戦した。本来なら専用工具を使わなければ、はずす事も圧入する事も出来ない。しかし専用工具はセラミックBBが二つ買えるくらい高い。なんとかできないか、一晩寝ながら考えた。

 工具箱を覗いてみるとシャーシーパンチがあることに気がついた。ベアリングに当ててみると圧入するのにちょうど良い寸法。これは幸先が良い。しかし、外す方には使えない。うーむ。これは困った。
 そんなとき、ふと目についたのが、ハンドドリル。先端についているドリル刃キャッチャーを駄目もとでベアリングに当ててみた。そうしたらベアリングの内径にぴったりはまる。キャッチャーを当てながら万力にはさみ、スリーブ先端まで押し出す事に成功。ところが万力はここまでしか使えない。さて、この先はどうする。考えてもしょうがない。手荒ではあるが、ハンマーでキャッチャーを打ってたたき出す事にした。成功。見事はずれた。

 早速ベアリングのリテーナーを外し、セラミックボールを取り出す。光に当ててレースを確認するけれど、目視では傷は見当たらない。ボールも滑らかに見える。再度組み立てグリースを入れてまわしてみた。やっぱりごりごりが残っている。ごりごりの原因は不明。残念ながら復活はならなかった。

 結果は敗退に終わった。しかし、自力でベアリングの脱着が出来る事がわかったことは大きな収穫だった。これで、ベアリングだけを購入するだけでよい事になり、だいぶ経済的に楽になる。窮すれば通ず。
 お金のある人はもちろん専用工具を買うべき。私がとった方法は、あくまでも自己責任の世界。

 eBayを覗くと、目的のベアリングがお安く売られている。優先順位としては先に買わなければならないものがあるので、しばらくおあずけになりそう。