6DJ8ラインアンプ その3 ― 2009年10月07日 22時30分09秒
出来上がったアンプだが、不具合があった。オシロで出力波形を見てみるとひずんでいる。真っ青になった。原因が分からない。そのままとりあえず音を出してみると、ちゃんと音が出る。すばらしい音に聞こえる。あの波形は何かの間違いではなかったのかと思ったりもした。でもやっぱりソプラノを聴いてみると、明らかに出てはならない音が聞こえてきた。
トランスの使い方が間違っているのかと最初は悩んだ。しかしトランスを外して抵抗に置き換えてみても現象は変わらない。トランスは白。
次に疑ったのが、バイアスの固定に使っているLED。しかしこれも調べてみると白。
6DJ8は発振しやすいと聞いていたから、きちんと発振防止用の抵抗をグリッド近辺につないだ。そうするとタマがおかしいのか?いやそんなことはない。だってソプラノ以外ではすばらしい音が出ているではないか。
真空管を使った簡単なアンプではあるが、ゼロから設計したのは今回が初めてだ。だいたいにして真空管に対するノウハウなんてゼロに等しい。絶対に初歩的なミスをしているに違いない。
最後にたどり着いたのが、グリッドリーク抵抗(というのかな)。グリッドをゼロ電位にする抵抗だ。この抵抗をグリッドピンの直近にハンダづけてしていた。つまり信号入力側からグリッド方向に向けて回路を追っていけば、まず発振防止用抵抗があり、次にグリッドリーク抵抗が来るという順番になっていた。これがおかしいのではないか。
そこで対策。このグリッドリーク抵抗をはずして信号側に移動。その次に発振防止抵抗が来るようにする。出力波形を見た。正常。原因が分かるまで二日間悩んだ。わかってみれば実に単純なことだった。
ついでにTF-3の一次と二次を逆転して使っていたのを、これも元に戻した。このため、エージングのやり直しとなる。
しかし昨夜の音はすごかったな。まだ対策前だったから歪みがあるにもかかわらず、ものすごいエネルギーの固まりがスピーカーからほとばしり出てきて圧倒されてしまった。ベッドに入っても興奮してしばらく寝付けなかったほどだ。
対策後もこの音が戻ることを期待している。
トランスの使い方が間違っているのかと最初は悩んだ。しかしトランスを外して抵抗に置き換えてみても現象は変わらない。トランスは白。
次に疑ったのが、バイアスの固定に使っているLED。しかしこれも調べてみると白。
6DJ8は発振しやすいと聞いていたから、きちんと発振防止用の抵抗をグリッド近辺につないだ。そうするとタマがおかしいのか?いやそんなことはない。だってソプラノ以外ではすばらしい音が出ているではないか。
真空管を使った簡単なアンプではあるが、ゼロから設計したのは今回が初めてだ。だいたいにして真空管に対するノウハウなんてゼロに等しい。絶対に初歩的なミスをしているに違いない。
最後にたどり着いたのが、グリッドリーク抵抗(というのかな)。グリッドをゼロ電位にする抵抗だ。この抵抗をグリッドピンの直近にハンダづけてしていた。つまり信号入力側からグリッド方向に向けて回路を追っていけば、まず発振防止用抵抗があり、次にグリッドリーク抵抗が来るという順番になっていた。これがおかしいのではないか。
そこで対策。このグリッドリーク抵抗をはずして信号側に移動。その次に発振防止抵抗が来るようにする。出力波形を見た。正常。原因が分かるまで二日間悩んだ。わかってみれば実に単純なことだった。
ついでにTF-3の一次と二次を逆転して使っていたのを、これも元に戻した。このため、エージングのやり直しとなる。
しかし昨夜の音はすごかったな。まだ対策前だったから歪みがあるにもかかわらず、ものすごいエネルギーの固まりがスピーカーからほとばしり出てきて圧倒されてしまった。ベッドに入っても興奮してしばらく寝付けなかったほどだ。
対策後もこの音が戻ることを期待している。
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