室内トレーニング2009年10月28日 20時35分14秒

 最近はすっかり日没の時間が早くなり、夕練の時間の確保が難しくなってきた。その代わり室内トレーニングをすることになる。汗はだらだら出るけれども、外を走るときよりもペダリングに意識を集中することがメリットである。

 以前はひざ付近を意識してペダリングをしていたように思う。しかし最近は腰の周囲を意識するようになった。クランクを回すとき、脚で回そうとするのではなく、むしろ腰の周囲の筋肉で回していくと言う感覚である。頭の中では「コンパクトに回す」という表現がピンと来る。

 これまでは体を揺らしたり、脚の動きがぶれたりしてエネルギーのロスがあったのではないか。それが、腰の周囲の筋肉で回す意識すると、上半身がよりリラックスするとともに脚の動きもスムースになってくる気がする。その結果、筋肉のつき方も変わってきたように思う。
 注意点としては、ももの内側がサドルの先端をこするくらいにして、ひざが外側に逃げないようにする。

 今の練習メニューは次のとおり。固定ローラーの負荷を最大にして、30分のウオームアップの後、ギアを5分ごとアップしていく。心拍数も150bpm付近からスタートして、ギアを一個アップするごとに心拍数も2bpm程度上がるペースで負荷をかけながらビルドアップする。このペースが私には合っているようだ。最大ギアまで行ったら終了。このときの心拍数は174bpm程度まで上がる。

 クールダウンのときに軽いギアで高ケーデンスを回してみると、以前に比べてスムースに回るような気がする。シーズンオフはこんな練習を続けていくことになりそうだ。

 余談だが、直立姿勢をとると太ももの内側がぴったりと触れることに最近気がついた。この辺りの筋肉が太くなっているようだ。それから腸骨(左右の腰の出っ張っている部分)から下の脚に向けての付近が「充実」してきているかもしれない。
 スポーツは腰が「かなめ」とよく言われるが、ペダリングもやっぱりそうらしい。