サブシステムのアンプ2006年03月26日 15時17分55秒

 サブシステムに使っているアンプは、部品箱の中で転がっていたパーツをくみ上げたものである。オリジナルはMJ1996年12月号に掲載された金田氏設計のNo.144回路。電圧増幅段の電圧は±26V、出力段を±14Vとし、UHCMOS-G1を搭載している。
 最初は発振に手こずったが、出力段のバイパスコンデンサにタンタルコン2.2μFを追加したら安定した。それ以外はトラブルなく完成。ところが音がいまいちである。長時間聞いていると疲れるのだ。
 もしかしてCDプレーヤーが原因かもしれないと考え、メインシステムのCDプレーヤーにつないで聴いてみた。やっぱり耳が痛くなる。どうもアンプがうまく動いていないような気がする。
 予想されるのは、電圧が低過ぎるのかもしれないということ。オリジナルはもっと電圧が高い。もう一つ考えられるのは、電圧増幅段用の電源に使用している電解コンデンサが古いこと。四半世紀前のPW型である。やっぱり、コンデンサは新しいものにした方が良いかもしれない。