ファインメットチョークを試す ― 2015年07月13日 20時24分40秒

ファインメットチョークのことが以前から気にかかっていた。しかしながら、効果がどれほどなのか確信が持てなかったことと、ファインメットと言えば高価であるとの先入観があったので、これまで手を出さずにいた。
ところがたまたま◯立エレショップを覗いてみると、単相FM-Aコイル2.9mH、F1AH0722が一個680円で販売されているではないか。後先を考えず4個注文してしまった。そのあと、あっという間に売り切れたらしく、現時点ではウェブから削除されてしまっている。あんなに有名なのになぜかネットで探しても小売しているところがない。不思議だ。メーカーで出荷制限でもしているのだろうか。
さてどうやって料理するか。「◯須のブログ」さんの記事を参考にした。チョークコイル単体で使うのではなく、ブリッジダイオードと一緒に使うと効果が10倍になるのだとか。最初は眉唾ものと敬遠していたのだが、ジャンク箱にはブリッジダイオードがごろごろしているのを思い出し、だまされたつもりで試してみることにした。
最初は、DAC系統のAC100Vに入れてみた。効果はすぐに聴き取れた。これまでどうやっても取ることの難しかった刺激的な音が影をひそめ、エージングが進むとともに、中低音域が充実してきた。
これに味をしめて、配電盤から送られてきているオーディオ系200V、すなわち電源の大元に入れることにした。チョークコイルの容量は25Aもあるので十分に間に合う。エージングのため数日間待って聴き直すと、ますます音が前にせり出してくるではないか。そのうえ、今まで感じたことのなかった音色が聴こえてくる。
電源スイッチをテンパールのブレーカーに交換したり、SA-20のフューズを取り払ったりで、それだけでもここ一ヶ月めまぐるしく変化してきた。そこへ今回のファインメットチョークコイルの登場である。これで電源系はかなり充実したものとなった。
15年前に故あってアナログ・オーディオに見切りをつけ、これまでデジタル・オーディオ中心でやってきた。正直に告白すると、管楽器の再生で満足したことがなかった。耳に突き刺さるような音が出るのだ。
原因はレギュレータかもしれないと考え、自分なりに追求してきた。たしかに改善はされた。しかしそれでもなお刺激音が取りきれない。今回のファインメットチョークの導入で、原因は電源のノイズにあったことがほぼ判明した。電源ノイズがここまで影響しているとは、いまさらながら驚くばかりである。
写真にはAC200V入力部のファインメットチョークコイルとブリッジダイオードが写っている。入力線と出力線が同じ方向に出ていて、フィルターのセオリーどおりとはなっていない。見る人が見たら噴飯ものである。いつかきちんとしたものを作り直す予定だが、なんだかこのままになりそうな気もする。
ところがたまたま◯立エレショップを覗いてみると、単相FM-Aコイル2.9mH、F1AH0722が一個680円で販売されているではないか。後先を考えず4個注文してしまった。そのあと、あっという間に売り切れたらしく、現時点ではウェブから削除されてしまっている。あんなに有名なのになぜかネットで探しても小売しているところがない。不思議だ。メーカーで出荷制限でもしているのだろうか。
さてどうやって料理するか。「◯須のブログ」さんの記事を参考にした。チョークコイル単体で使うのではなく、ブリッジダイオードと一緒に使うと効果が10倍になるのだとか。最初は眉唾ものと敬遠していたのだが、ジャンク箱にはブリッジダイオードがごろごろしているのを思い出し、だまされたつもりで試してみることにした。
最初は、DAC系統のAC100Vに入れてみた。効果はすぐに聴き取れた。これまでどうやっても取ることの難しかった刺激的な音が影をひそめ、エージングが進むとともに、中低音域が充実してきた。
これに味をしめて、配電盤から送られてきているオーディオ系200V、すなわち電源の大元に入れることにした。チョークコイルの容量は25Aもあるので十分に間に合う。エージングのため数日間待って聴き直すと、ますます音が前にせり出してくるではないか。そのうえ、今まで感じたことのなかった音色が聴こえてくる。
電源スイッチをテンパールのブレーカーに交換したり、SA-20のフューズを取り払ったりで、それだけでもここ一ヶ月めまぐるしく変化してきた。そこへ今回のファインメットチョークコイルの登場である。これで電源系はかなり充実したものとなった。
15年前に故あってアナログ・オーディオに見切りをつけ、これまでデジタル・オーディオ中心でやってきた。正直に告白すると、管楽器の再生で満足したことがなかった。耳に突き刺さるような音が出るのだ。
原因はレギュレータかもしれないと考え、自分なりに追求してきた。たしかに改善はされた。しかしそれでもなお刺激音が取りきれない。今回のファインメットチョークの導入で、原因は電源のノイズにあったことがほぼ判明した。電源ノイズがここまで影響しているとは、いまさらながら驚くばかりである。
写真にはAC200V入力部のファインメットチョークコイルとブリッジダイオードが写っている。入力線と出力線が同じ方向に出ていて、フィルターのセオリーどおりとはなっていない。見る人が見たら噴飯ものである。いつかきちんとしたものを作り直す予定だが、なんだかこのままになりそうな気もする。
炎天下のなか朝里峠をめざす ― 2015年07月28日 22時02分35秒
日中の最高気温が30度のなか、朝里峠に向かった。本州の方々には「30度程度で騒ぐでない」と叱られそうだが、とにかく蒸し暑いのだからしかたがない。
こんなときにヒルクライムなど自殺行為だと、いつかブログに書いたことがあった。なので最初から水分補給を意識的にする。量も多めに。峠の登り口で1本目のボトル(750ml)がからとなった。
途中、銭函あたりで後ろから一台のローディに抜かれた。この暑いのにこの速さ。一瞬で勝負あり。後ろから御足を拝見すると、一目で只者でないことがわかった。もう勝負する気も起こらない。すぐに背中が見えなくなった。
さて登りである。いつものことだが途中無風となるときがある。そこが一番つらい。暑さで視野が狭くなっていくのを感じる。意識はしっかりしているつもりだが、脳内のパフォーマンスはかなり落ちていたに違いない。
登りの途中、最初のトンネルを出たあたりで先ほど抜いていったローディが峠から下りてきた。ああ、これだけ差がついたのかと少しだけ残念に思った。こちらはとにかくゆっくり行くしかない。
峠を越えて定山渓側に出ると曇り空。日差しがない分、体力的に楽になる。途中、豊滝除雪ステーションに寄って、トイレの水栓からボトルに水を補給。あとはいつものペースで帰投。
水分不足になると軽い頭痛を覚えることがある。今回はそれがなかったから、水分補給は成功したようだ。
こんなときにヒルクライムなど自殺行為だと、いつかブログに書いたことがあった。なので最初から水分補給を意識的にする。量も多めに。峠の登り口で1本目のボトル(750ml)がからとなった。
途中、銭函あたりで後ろから一台のローディに抜かれた。この暑いのにこの速さ。一瞬で勝負あり。後ろから御足を拝見すると、一目で只者でないことがわかった。もう勝負する気も起こらない。すぐに背中が見えなくなった。
さて登りである。いつものことだが途中無風となるときがある。そこが一番つらい。暑さで視野が狭くなっていくのを感じる。意識はしっかりしているつもりだが、脳内のパフォーマンスはかなり落ちていたに違いない。
登りの途中、最初のトンネルを出たあたりで先ほど抜いていったローディが峠から下りてきた。ああ、これだけ差がついたのかと少しだけ残念に思った。こちらはとにかくゆっくり行くしかない。
峠を越えて定山渓側に出ると曇り空。日差しがない分、体力的に楽になる。途中、豊滝除雪ステーションに寄って、トイレの水栓からボトルに水を補給。あとはいつものペースで帰投。
水分不足になると軽い頭痛を覚えることがある。今回はそれがなかったから、水分補給は成功したようだ。
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