試作9号 その5 (水晶発振子 3個シリーズ接続)2020年05月17日 22時08分49秒

実装の様子。画像の左下に3個の水晶発振子が見える。

肝心の音はどうか。
水晶発振子を2個から3個に増やしたところで変化はそれなりだろうと予想していた。だが、出てきた音は大きく変化している。今はエージング中なので客観的な判断は難しいという留保付きで、それでも言えることは、一つ一つの楽器が混濁することなくまるで目に見えるかのように「そこから」聞こえてくること。もうこれ以上何かすることが残っているのだろうか。そんな気持ちにさせられるほど。改めて「時間軸」の精度がどれほど大きな影響を与えるのかを思い知らされる。

コメント

_ Bunpei ― 2020年05月18日 21時21分05秒

ご自分で納得のいく音になったようで何よりです!
ところで、照明の色の比喩でいうと、今の音はどんな色彩感ですか?
いつもはどんな音源で試聴をされていますか?私は最近、オーケストラの音源を使うようになりました。

_ Kon ― 2020年06月09日 22時24分07秒

お返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。
実は、その後いろいろ手を加えた結果、お化けしています。
そのことは、エージングが落ち着いてからこれから書く予定です。
色彩感の比喩でいえば、合っているかどうかわかりませんが、「電球色」を思い浮かべます。暖かくて中身がぎっしり詰まっていて、小音量でも音痩せせず、こういうことは今までどんなに努力しても表現できなかったことです。
詳しくは別のところで書きます。

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