東京出張 ― 2017年07月17日 17時30分51秒
10〜12日、東京へ出張。
行く前は気が重かった。あの暑さと湿気は、からだにこたえる。
17年前、某社で働いていたときは社有機(Beechcraft 300 King Air)で札幌ー埼玉間をほぼ毎週移動していたこともあった。夏場に桶川にあるホンダエアポートに降り立ち、外に出ると、途端に眼鏡が曇り、一気に湿気がからだにまとわりついたものだ。あの頃は、それでもがんばれた。
今回の行き先は、奥多摩。JR青梅線で登っていく。この時期に毎年開かれる研修会に出席するためである。懐かしい同僚、先輩後輩に出会い、また先生方と再会し、少し元気をもらってきた。
札幌に戻ってくると、、、東京と変わらない暑さ。昨年は帰ってから体調を崩したが、今回は無事である。ただ仕事が忙しく疲れがたまったこともあり、今日の休日は家でおとなしくしていた。
奥多摩に行くと、必ずローディが坂道を登っていくのに出くわす。斜度はそれほどきつくなさそうだが、東京都内でこれだけ自然に囲まれて走られるのは貴重である。ただ、道路幅が狭く、おまけに大型ダンプがかなりの頻度で走っているので、結構緊張するはずだ。
大型ダンプは山の中にある採石場から砂利を運び出している。昨年に比べると、台数がかなり増えている模様。これも東京オリンピックの影響だろうか。
行く前は気が重かった。あの暑さと湿気は、からだにこたえる。
17年前、某社で働いていたときは社有機(Beechcraft 300 King Air)で札幌ー埼玉間をほぼ毎週移動していたこともあった。夏場に桶川にあるホンダエアポートに降り立ち、外に出ると、途端に眼鏡が曇り、一気に湿気がからだにまとわりついたものだ。あの頃は、それでもがんばれた。
今回の行き先は、奥多摩。JR青梅線で登っていく。この時期に毎年開かれる研修会に出席するためである。懐かしい同僚、先輩後輩に出会い、また先生方と再会し、少し元気をもらってきた。
札幌に戻ってくると、、、東京と変わらない暑さ。昨年は帰ってから体調を崩したが、今回は無事である。ただ仕事が忙しく疲れがたまったこともあり、今日の休日は家でおとなしくしていた。
奥多摩に行くと、必ずローディが坂道を登っていくのに出くわす。斜度はそれほどきつくなさそうだが、東京都内でこれだけ自然に囲まれて走られるのは貴重である。ただ、道路幅が狭く、おまけに大型ダンプがかなりの頻度で走っているので、結構緊張するはずだ。
大型ダンプは山の中にある採石場から砂利を運び出している。昨年に比べると、台数がかなり増えている模様。これも東京オリンピックの影響だろうか。
通勤の帰りは小林峠経由 ― 2017年07月17日 17時57分27秒
出張から帰ってきて、翌13日は車で通勤。
14,15日は自転車通勤。いずれも帰りは小林峠を経由した。
川沿から峠に向かう途中の道路は一部工事中で、砂利道になっていて「通行止め」の看板が出ている。無理をすれば走れないこともないが(以前は何回か走った)、パンクのリスクもあるので、もう少し上に登ってから左折すると旧道に出ることができる。しばらくこのコースで走ることになるだろう。
まず14日のこと。車がほとんど走らなくなって、いくぶん昔の趣をとりもどした風景を楽しみながら左にカーブを曲がっていくと、道路の真ん中に2匹の狐が座っているではないか。親子か、兄弟か、それとも夫婦なのかはわからない。すぐに逃げると思いきや、なにやらのんびりと構えている。こちらは狐を驚かさないようにわざわざ左路側帯ぎりぎりのラインを走る。
と、やや大きな方の狐があとを追いかけてくる。一瞬びっくりした。後を振り返りながらゆっくりと走っていくと、あちらもどんどんついてくる。蛇行すると、そのとおりにあちらも蛇行する。どうも人慣れしているらしい。
どうしようかと思っているうちに、やがて相手は立ち止まり、大きな声で「キョイーン」と何度か声を上げた。目の前で狐がなく姿を見るの初めてである。そのままお別れするとまもなく峠が見えてくる。そのまま下りに向かっていった。今シーズンの十大ニュースのひとつになるだろう。
次は翌15日のこと。昨日の狐がいるだろうかと心楽しみに登りに取り掛かったら、前方に一台のローディを発見。距離およそ300m。
すぐに相手の実力を見極めるための情報収集にかかる。こちらはおよそ14Km/h。でがんばっていると、なんだか少しずつ距離が縮まっているようにみえる。もしかして、峠までには追いつけるかもという希望が湧いてきた。
こうなると、こちらもがんばる。カーブを曲がるたびに相手の姿が見えなくなるとやや心がくじけるのだが、すぐに後ろ姿を見つけるとまた奮起する。結局峠を通過するときは100mまで距離を縮めた。そのまま下りへ入り、こちらは追いかける。
そのようにしてトンネル入口のすぐ手前にある新道交差点に来た時、お相手のローディは右旋回してすぐにまた来た道を引き返す。こちらは右手を上げてお互いの労をねぎらった。ちらっと見た限りでは30代のレース経験者だろうか。
いつもなら小林峠の登りは後から抜かれることが多かったのだが、距離を縮められたことは嬉しかった。ただし、お相手は峠を3往復くらいした後で、こちらと出会ったときはゆっくり流していた可能性はある。
14,15日は自転車通勤。いずれも帰りは小林峠を経由した。
川沿から峠に向かう途中の道路は一部工事中で、砂利道になっていて「通行止め」の看板が出ている。無理をすれば走れないこともないが(以前は何回か走った)、パンクのリスクもあるので、もう少し上に登ってから左折すると旧道に出ることができる。しばらくこのコースで走ることになるだろう。
まず14日のこと。車がほとんど走らなくなって、いくぶん昔の趣をとりもどした風景を楽しみながら左にカーブを曲がっていくと、道路の真ん中に2匹の狐が座っているではないか。親子か、兄弟か、それとも夫婦なのかはわからない。すぐに逃げると思いきや、なにやらのんびりと構えている。こちらは狐を驚かさないようにわざわざ左路側帯ぎりぎりのラインを走る。
と、やや大きな方の狐があとを追いかけてくる。一瞬びっくりした。後を振り返りながらゆっくりと走っていくと、あちらもどんどんついてくる。蛇行すると、そのとおりにあちらも蛇行する。どうも人慣れしているらしい。
どうしようかと思っているうちに、やがて相手は立ち止まり、大きな声で「キョイーン」と何度か声を上げた。目の前で狐がなく姿を見るの初めてである。そのままお別れするとまもなく峠が見えてくる。そのまま下りに向かっていった。今シーズンの十大ニュースのひとつになるだろう。
次は翌15日のこと。昨日の狐がいるだろうかと心楽しみに登りに取り掛かったら、前方に一台のローディを発見。距離およそ300m。
すぐに相手の実力を見極めるための情報収集にかかる。こちらはおよそ14Km/h。でがんばっていると、なんだか少しずつ距離が縮まっているようにみえる。もしかして、峠までには追いつけるかもという希望が湧いてきた。
こうなると、こちらもがんばる。カーブを曲がるたびに相手の姿が見えなくなるとやや心がくじけるのだが、すぐに後ろ姿を見つけるとまた奮起する。結局峠を通過するときは100mまで距離を縮めた。そのまま下りへ入り、こちらは追いかける。
そのようにしてトンネル入口のすぐ手前にある新道交差点に来た時、お相手のローディは右旋回してすぐにまた来た道を引き返す。こちらは右手を上げてお互いの労をねぎらった。ちらっと見た限りでは30代のレース経験者だろうか。
いつもなら小林峠の登りは後から抜かれることが多かったのだが、距離を縮められたことは嬉しかった。ただし、お相手は峠を3往復くらいした後で、こちらと出会ったときはゆっくり流していた可能性はある。
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