真空管ヒーター 定電流点火回路の考察(3)2015年12月07日 18時52分25秒

次に、負荷抵抗(横軸)の変化に伴って出力電流がどのように変化するかを見る。グラフは、緑色が旧回路、赤色が新回路それぞれの出力電流の変化を示している。
横に真一文字の直線になれば理想定電流回路となる。

普通、緑色のグラフのように負荷抵抗が大きくなれば出力電流がそれに伴って小さくなっていくのが一般的な傾向である。

ところが新回路では、それとは反対で、負荷抵抗が大きくになるに従い、それと比例するように出力電流も大きくなる。これは一種のPFB(ポジティブフィードバック)と考えることもできる。このことが音に対してどのような影響を与えるのかは興味深いところである。

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