接地工事その5 設定抵抗9.7Ω達成2015年12月14日 20時58分31秒

 11月23日、自転車で市内を一周した後、友人たちが来訪する前の空いた時間、追加の接地工事をした。

150cmのアース棒を連結して2本、地中に打ち込むという内容。前回、接地抵抗を測定するも、残念ながら目標の10Ω以下には至らず。この追加工事でなんとか目標を実現したいとの思いがあった。

ところがその日はアース棒を打ち込んだところで時間切れ。その夜から大雪となったため、作業は無期延期となっていた。

ここ数日、暖かい日が続き、庭の雪も融けてまた土が見えてきた。休日の今日は日差しもあって、この季節にしては暖かい。ということで、本日残りの作業をおこなった。

接地線は自室の窓の下まで来ていてる。これを室内まで配線する必要があるのだが、なにしろ北国仕様の家なので断熱が厳重になっている。壁に穴を開けることは御法度。窓も三重ガラスで、開閉ははね上げ式の特殊な構造となっている。
いろいろ考えた末、窓枠のパッキン部分に若干の遊びがあることを利用し、この部分だけ5.5sqの平編み線にして通過させることにした。やってみると見事にクリア。断熱にも影響はなさそうだ。

地中表面から窓枠に至るまでの布線は、見栄えを考え、壁の色に合わせたモールを買ってきてこの中に収納した。

最後に、接地抵抗を測定。みごとに9.7Ωを達成。証拠写真を撮る。ただし、この値には誤差があるようで、補助接地棒の打ち込み位置を変えると測定値が変動する。

夏の盛りに汗水流してなんども挫折した接地工事。年を越す前になんとかけじめをつけることができたことは良かった。

音についてはまた別の欄で。