PICの勉強(FN1242A モードセット)2014年05月13日 21時22分05秒

FN1242Aはファンクション設定端子があって、これを使えばDACをL ch専用とR ch専用とに独立させて動作可能となる。以前、TDA1541Aを左右独立で動作させた時には、格段に左右の分離感が向上し、抑圧感もなくなったことを記憶している。FN1242Aもそのような効果が得られるのかどうか、これは試してみなければわからない。

TDA1541Aのときは、ロジックICを10個位並べて手配線で左右分離回路を作り上げた。時代は変わり、いまはPIC一個で実現できる。ということでPICの勉強を始めた。

会社でC言語を使っていたのは、もう20年位前になる。思い返すと、あの頃はちょうどPICが登場したときにあたり、会社の他の部署では盛んにPICをいじっていたことを思い出した。そう思うとなんだか懐かしくなってきた。

さて最初につまずいたのが、config文の書き方。どうもコンパイラによって方言があるらしく、それに気がつくまで回り道。ほかにもいろいろあったが、とにかくシミュレータを使って動作確認ができるところまで進歩。写真はそのハードコピー。FN1242Aのデータシートに掲載されているロジック波形を再現出来た(と思う)。

機能としては、DACのレジスタ設定の他に、DACのリセット機能も付加した。

ターゲットはPIC12F629。PICの中でももっともベースラインにあるもので小さいながら十分な機能が備えられている。

ピンアサインの説明
GP0 ; ML (L ch)
GP1 ; ML (R ch)
GP2 ; MC
GP5 ; MD
GP4 ; DAC Reset