12SN7ラインアンプ回路図2013年08月18日 20時47分00秒

 現在構想中のアンプ回路図。固定バイアスにこだわる。なので、従来の6DJ8タイプとほとんど変わらない。バイアス電圧とプレート電圧が異なる。

12SN7ラインアンプ電源回路2013年08月18日 21時29分28秒

 構想中の電源回路。初めて真空管によるレギュレータを組んでみる。もちろんMOSFETを使えば簡単に作れるし、性能もすばらしいはず。しかし音のことを考えると真空管にこだわる。この思想はCounterpointから大きな影響を受けている。

 抵抗がすべて47KΩになっているのは訳がある。机の中に47KΩVARが4個眠っていて、いつか使いたいと思っていた。今回ここで日の目を見ることになる。

 それからもう一つの特徴は電解コンデンサではなくフィルムコンを使っていること。現在のラインアンプで好結果を得ているので、そのまま踏襲する。

 ところでも、定電圧放電管は私にとっての初体験。ツェナーダイオードに比べ、雑音が少なく動作抵抗が低いらしい。ヒーターもいらないし、実に便利な素子だと思うのだが、なぜか使われることは少ない。

12SN7定電流ヒーター点火回路2013年08月19日 15時29分12秒

 ヒーターを定電流で点火する。音を聞くまで、まさかヒーターの点火方法の違いがこんなに音に影響を与えることなど信じられないだろう。一度定電流点火を知ってしまうと、他の方法は考えられない。「ヒーターもアンプの一部である。」このことはもっと強調されてよいと思う。  定電流回路もきちんとシミュレーションして、周波数特性、特に位相の回転に問題がないかを確認しておくべき。ここをおろそかにすると必ず音がおかしくなる。  12SN7は消費電流300mA。この回路を左右別々に設ける。

12SN7固定バイス電源回路2013年08月19日 15時51分13秒

 固定バイアスの電源で音が変わる。これも経験したものでないとわからない。いまのところ、実績があるこの回路を採用予定。  実はReflektorで組むことも魅力的。  この回路のメリットは素子数が少ないこと。Reflktorは素子数が多いし、Zobelにも神経を配らなければならない。なのでそう簡単には手が出せない。次世代候補としよう。

12SN7固定バイス電源回路 やっぱりこちらに決めた2013年08月20日 21時39分09秒

 舌の根も乾かぬうちにプラン変更。未練を残さぬよう、思い切ってReflekotorを採用した。  シミュレーションしてみると、Zobelなしでも素直な位相回転になっている。もちろん発振するようなきざしはない。これならコンパクトにおさめられそう。早速パターンを考え中。