12SN7 ラインアンプの構想 シャーシー編 ― 2013年08月17日 11時02分53秒

次のラインアンプを構想中。使う真空管は12SN7。当初は6SN7を考えたのだが、評価が高いものは高価で私には手が出ない。ヒーター電圧が12.6Vの12SN7ならばなんとかなる。なのでこれにした。
問題はシャーシーだ。これまでタカチの出来合いのケースしか頭に思い浮かばなかった。しかし、いろいろな方々の作例を拝見していると、世の中には様々なアイデアがあることに気がついた。その中でも特に木枠にアルミの板を載せたアンプに引かれた。思い切って今回この方法に挑戦することにした。
木枠は某オークションで入手。すばらしい作りに満足。残る課題はアルミ板の加工。板厚は3mm。若いときなら力技でねじ伏せたが、今なら自信がない。もしできたとしても汚いものになることは必然。
そこで今回はアルミ加工を外注することに決めた。しかし、どうしたらよいのかまったく経験なし。こんなとき、ネットはすばらしい。個人の小さな注文でも受け付けてくれる加工屋さんがあったのはありがたい。見つけたのは、
日本プレート精工株式会社(NPS)さん。
素人が書いた図面をおそるおそる送って、見積もりをお願いしたら、すぐに快く返事をいただいた。料金もリーズナブル。迷いなく発注。
と、快調な滑り出しだったのだが、あるとき大変なことに気がついた。外形寸法を間違ったまま図面を書き、そのことに気がつかないまま送ってしまっていたのだ。木枠の大きさを自分できちんと確認しなかった私のミス。
あわてて図面を書き直し、平謝りで仕様変更を依頼。幸い、作業に取りかかる前だったので間に合ったのだが、こんなトンデモ客の私にも親切に対応をいただいた。この場をお借りしてお礼を申し上げたい。
写真は出来上がってきたアルミシャーシ。さすがに美しい。一回手順がわかってしまうと、もう自分で加工する気にならない。この出来上がりのすばらしさは魅力である。美しければ愛着もわく。これが大切だ。
ところで、図面はどうやって書いたか。もう手書きの時代ではない。フリーのCADソフトが簡単に手に入る。今回はDraftSightを選択。マニュアルがなくても、いじっているうちにコツがつかめる。書き直しも簡単だった。
余談になるが、ある事情からSketchUpを使う機会があった。建物を立体的に図面に描くソフト。これはおもしろかった。一昔前なら大型コンピュータでなければできないような作業が簡単にできてしまう。
今回のラインアンプの立体図面も描いてみた。真空管やトランスのモデルも公開されていたので助かった。真空管アンプでは、トランスと真空管の配置をどうするか悩ましくも楽しい作業がある。これがあると、出来上がりイメージをすぐに確認でき、ありがたい。
問題はシャーシーだ。これまでタカチの出来合いのケースしか頭に思い浮かばなかった。しかし、いろいろな方々の作例を拝見していると、世の中には様々なアイデアがあることに気がついた。その中でも特に木枠にアルミの板を載せたアンプに引かれた。思い切って今回この方法に挑戦することにした。
木枠は某オークションで入手。すばらしい作りに満足。残る課題はアルミ板の加工。板厚は3mm。若いときなら力技でねじ伏せたが、今なら自信がない。もしできたとしても汚いものになることは必然。
そこで今回はアルミ加工を外注することに決めた。しかし、どうしたらよいのかまったく経験なし。こんなとき、ネットはすばらしい。個人の小さな注文でも受け付けてくれる加工屋さんがあったのはありがたい。見つけたのは、
日本プレート精工株式会社(NPS)さん。
素人が書いた図面をおそるおそる送って、見積もりをお願いしたら、すぐに快く返事をいただいた。料金もリーズナブル。迷いなく発注。
と、快調な滑り出しだったのだが、あるとき大変なことに気がついた。外形寸法を間違ったまま図面を書き、そのことに気がつかないまま送ってしまっていたのだ。木枠の大きさを自分できちんと確認しなかった私のミス。
あわてて図面を書き直し、平謝りで仕様変更を依頼。幸い、作業に取りかかる前だったので間に合ったのだが、こんなトンデモ客の私にも親切に対応をいただいた。この場をお借りしてお礼を申し上げたい。
写真は出来上がってきたアルミシャーシ。さすがに美しい。一回手順がわかってしまうと、もう自分で加工する気にならない。この出来上がりのすばらしさは魅力である。美しければ愛着もわく。これが大切だ。
ところで、図面はどうやって書いたか。もう手書きの時代ではない。フリーのCADソフトが簡単に手に入る。今回はDraftSightを選択。マニュアルがなくても、いじっているうちにコツがつかめる。書き直しも簡単だった。
余談になるが、ある事情からSketchUpを使う機会があった。建物を立体的に図面に描くソフト。これはおもしろかった。一昔前なら大型コンピュータでなければできないような作業が簡単にできてしまう。
今回のラインアンプの立体図面も描いてみた。真空管やトランスのモデルも公開されていたので助かった。真空管アンプでは、トランスと真空管の配置をどうするか悩ましくも楽しい作業がある。これがあると、出来上がりイメージをすぐに確認でき、ありがたい。
シャーシーに真空管を載せてみる ― 2013年08月17日 22時50分08秒

左右にあるのが12SN7(Sylvania)。真ん中にあるのが、6FD7。
GT管に触れるのは高校時代以来。兄のジャンク箱の中にあったのを思い出す。あれはなんという番号だったのだろう。
6FD7もMT管の部類に入るのだろうが、やや太めのムックリとした姿で、世の中にこんなものあるのかと新鮮な驚きだった。
GT管に触れるのは高校時代以来。兄のジャンク箱の中にあったのを思い出す。あれはなんという番号だったのだろう。
6FD7もMT管の部類に入るのだろうが、やや太めのムックリとした姿で、世の中にこんなものあるのかと新鮮な驚きだった。
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