吹雪の朝里峠2013年04月15日 15時12分04秒

 札幌地方の天気予報を確認して午前9時40分に出発。空は薄曇りで、すぐに天気が崩れるとは思われない。風は西風。小樽方向に走るので向かい風になる。それでも先週ほどひどくはない。

 路肩の雪はほぼなくなった。ただ自宅近くの北一条通りはまだ結構残っていて、雪解け水がおびただしい。ここでしっかりと自転車は泥だらけになる。

 国道に出ると砂埃が舞っている。路肩に堆積した砂や土は少しきれいなったように思うがまだ残っているところも。張碓トンネル手前ののぼり坂では道路補修作業をしていた。

 トンネルを抜けると徐々に雲行きが怪しくなってきた。小雨がぽつりぽつり。激しくならないと判断してそのまま朝里温泉へ。ここから小雪が舞い始める。なんのだいじょうぶ。道路さえぬれなければ走られると判断し峠を目指す。

 標高を上げるに従い雪が激しくなっていく。積もるほどでもない。そのまま朝里トンネル手前まで。ここで雪は激しくなり、視界が急激に悪くなる。

 すぐにUターン。さっきまで乾いていた路面がびしゃびしゃ。お尻がぬれ始める。ますます雪は激しくなり、ブレーキも利きづらくなってきた。おまけにリアのギアチェンジもすんなりきまらない。見るとスプロケットが雪で団子状に。サイコンの上に雪が積もっている。フレームも真っ白。笑っている場合ではない。上はウインドブレーカーを羽織っているのでそれほど寒くは感じないが、ビブタイツが雪でぬれて体温を奪う。

 眼鏡に雪が付着し、30秒ごとに手でぬぐう。幸い路面が凍結していなかったのでスリップすることはなかったが、かなり緊張した。ゆっくりとしかし迅速に下に降りていく。

 朝里温泉まで降りてくると雪はやみ、道路がびしゃびしゃにぬれていた。水たまりまでできている。国道交差点までくると薄日も射してきた。弱々しい日差しでも体には暖かく感じて元気になる。この日差しには大いに感謝した。

 ここで停車してカロリーメイトで補給。指先がかじかんで物をつかめない。とにかく体温が下がらないようにしなければ。ヘルメットをたたくとごそごそと雪の塊が落ちてくる。どれだけ雪だらけになったのか。

 張碓トンネルまでののぼりで体があたたまることを期待したが、汗が出ない。銭函あたりにさしかかったあたりでやっと人心地がついた。

 札幌市内に入ると道路が乾いている。こちらは何事もなかったかのよう。朝里温泉周辺の吹雪は局地的なものだったようだ。自宅に帰還して自転車を水で洗う。珍しくホイールのリムまで泥だらけ。

 4月の天候は猫の目のようにくるくる変わる。春だと思ったら冬に逆戻り。今回の反省点。思えば当たり前のことだが、札幌地方の天気予報だけを見るのではなく、目的地周辺の天候も確認のこと。心せねば。札幌と小樽の天候はこんなに違うと教えられた一日だった。

WaveIOのクロック電源 Di基準電圧 その後(1)2013年04月15日 22時10分12秒

 回路変更してから50時間経過。LEコンのエージングには時間がかかる。完全な評価をするには200時間が経過してからだろう。今後のために50時間後の様子を記録しておく。
 
 まず25時間したときのことだが、あれはひどかった。エネルギー分布高い方に偏って低音はすっぱりと出ない。聞くに堪えないとはあのことだ。
 普段ならデジタルボリュームの位置が-30dB付近で済むのが、-20dBにしてやっと同じ音量と感じる。しかしいくらボリュームを上げても音が前に出てこない。奥に引っ込んでしまい、命が感じられない。本当にどこか壊れたかと思うほどだった。

 50時間経過して、だいぶ落ち着いてきた。低音は少し出てくるようになった。ボリュームも-30dBで満足できる。しかしまだ高い方に偏っていてバランスは今ひとつ。曲によっては、まだ聞くに堪えないものもある。