アンプ大改造 ― 2011年09月20日 12時59分07秒
今回のラインアンプは自分ながら大ヒットだと思っていた。音が堅いのはエージング不足だとも楽観していた。しかし。。やっぱり素人の浅はかさだった。どうも思ったように音が出てこない。
最初はこれでよいと思った。しかし、徐々に全体のエージングが進み、一枚ずつベールがはがれてくると、本来の姿が現れてくる。よい面も表れるが、隠されていた悪い面も同時に明らかになる。
以前、エンファシスのことを書いた。てっきりこのCDはプリエンファシスがかかっていて、そのせいで高音がきついのだと決めてかかっていた。しかし、エンファシス信号を確認したら、手持ちのCDでプリエンファシスがかかっているものはなかった。がーん!つまりこれは、今のシステムのどこかに重大なミステイクがあるということではないか。
これは深刻な事態と認識し、そこでもう一度全体のどこに問題があるのかを考えた。それで6DJ8のプレート負荷に問題があると思い至った。
こうなったら、大手術を決行するしかない。I/Vコンバーターに使っていたタンゴのNP-126を取り出し、これをラインアンプにもってきて、6DJ8のプレート負荷とする。これならだれも文句は言わないだろう。ネットで検索すると使用例もたくさんある。これが本来の使い方だ。いや、そもそもこのトランスを買ったときはそのつもりでいたのだ。
そしてI/VコンバーターのほうにはタムラのTF-3をもってくる。これですべての問題が片付くはずである。
改造後、音を出してみた。音が割れている。しかし、その原因はすぐにわかった。 I/Vコンバターの出力段が、TF-3をドライブしきれていないのが原因だ。負荷が600Ωと重くなったので、それに比例したパワーが必要なのに、回路が追いついていないだけだ。
対策はなんとかなるので、とりあえず音を聞く。確かに音が割れているけれど、今まで聞いたことのなかった迫力だ。音が前に出来る。重心が低い。これまでかなり重心が低くなってきたと思っていたけれど、次元が違うくらい低い。懸案の高音の堅さも感じられず、非常にリラックスして聞ける。改造は間違っていなかった。感動の余韻にしばし浸る。このシステムは実はすごい潜在能力を秘めていたのだ。それを出せてやれなかっただけだった。
ここまで確認して一旦電源を切る。
敬老の日ということで義父のところに出向き、妻と一緒に夕食を食べ、数時間後に帰宅した。すぐに音割れ対策にかかった。そして音を出した。
あの音が再現できないorz なぜだ。元の状態に戻しても出ない。最後に手を加えたI/Vコンバーター側に原因があるに違いないと悪戦苦闘した。それからラインアンプ側が原因あると絞り込んだのが数時間後。疲れた。
フェーダーを直結した固定バイアスのかけかたに問題があるようだ。しかしさっきまで正常だったはず。何も手を加えていないのに、なぜこうなるのか。今日現在、まだ真の原因をつかめていない。たぶん数日間はかかりそうな予感。
あの幻の音を夢のように追いかけている。
最初はこれでよいと思った。しかし、徐々に全体のエージングが進み、一枚ずつベールがはがれてくると、本来の姿が現れてくる。よい面も表れるが、隠されていた悪い面も同時に明らかになる。
以前、エンファシスのことを書いた。てっきりこのCDはプリエンファシスがかかっていて、そのせいで高音がきついのだと決めてかかっていた。しかし、エンファシス信号を確認したら、手持ちのCDでプリエンファシスがかかっているものはなかった。がーん!つまりこれは、今のシステムのどこかに重大なミステイクがあるということではないか。
これは深刻な事態と認識し、そこでもう一度全体のどこに問題があるのかを考えた。それで6DJ8のプレート負荷に問題があると思い至った。
こうなったら、大手術を決行するしかない。I/Vコンバーターに使っていたタンゴのNP-126を取り出し、これをラインアンプにもってきて、6DJ8のプレート負荷とする。これならだれも文句は言わないだろう。ネットで検索すると使用例もたくさんある。これが本来の使い方だ。いや、そもそもこのトランスを買ったときはそのつもりでいたのだ。
そしてI/VコンバーターのほうにはタムラのTF-3をもってくる。これですべての問題が片付くはずである。
改造後、音を出してみた。音が割れている。しかし、その原因はすぐにわかった。 I/Vコンバターの出力段が、TF-3をドライブしきれていないのが原因だ。負荷が600Ωと重くなったので、それに比例したパワーが必要なのに、回路が追いついていないだけだ。
対策はなんとかなるので、とりあえず音を聞く。確かに音が割れているけれど、今まで聞いたことのなかった迫力だ。音が前に出来る。重心が低い。これまでかなり重心が低くなってきたと思っていたけれど、次元が違うくらい低い。懸案の高音の堅さも感じられず、非常にリラックスして聞ける。改造は間違っていなかった。感動の余韻にしばし浸る。このシステムは実はすごい潜在能力を秘めていたのだ。それを出せてやれなかっただけだった。
ここまで確認して一旦電源を切る。
敬老の日ということで義父のところに出向き、妻と一緒に夕食を食べ、数時間後に帰宅した。すぐに音割れ対策にかかった。そして音を出した。
あの音が再現できないorz なぜだ。元の状態に戻しても出ない。最後に手を加えたI/Vコンバーター側に原因があるに違いないと悪戦苦闘した。それからラインアンプ側が原因あると絞り込んだのが数時間後。疲れた。
フェーダーを直結した固定バイアスのかけかたに問題があるようだ。しかしさっきまで正常だったはず。何も手を加えていないのに、なぜこうなるのか。今日現在、まだ真の原因をつかめていない。たぶん数日間はかかりそうな予感。
あの幻の音を夢のように追いかけている。
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