今シーズン・スタート2010年03月19日 21時40分50秒

 朝から空を眺め道路の乾燥状態を確認して、今日こそ走れる予感がした。午後からの時間を空け、寒くならないうちにと身支度して3時に走り始めた。昨年の12月中旬以来、3ヶ月ぶりの外での実走となる。風は思ったほど冷たくはない。

 リア、フロントともチューブレスタイヤに履き替えた。しかし少々空気圧が高かったようだ。荒れた路面になると若干跳ねる感触があった。
 さて、カーボンハンドルのフィールだが、確かにアルミハンドルとは違う。アルミは、大げさに言えば刺すような鋭い振動があって、無意識のうちに体がいやがっていたかもしれない。カーボンは振動が丸くなる。剛性と言っても私のような者には違いなどわからない。それよりも、ハンドル形状はあきらかにITM VISIAよりもフィットする。それから、トップがフラット形状になっているおかげで、手のひらを長時間置いても痛くなりづらい。

 さて肝心なのはペダリングのことだ。走り始めた瞬間から、昨シーズンとはペダリングの意識が違うことに気がついた。真下に踏み込む感じが後退して、円周に沿ってまわすように脚が勝手に動いている。いつもであれば上り坂になるとペダリングが雑になりがちだった。しかし今回は、上り坂でも円周ペダリングは維持できた。最も、だからと言って速度が上がった訳ではない。しかし息は上がらない。苦しくないので、楽しく上れる。これは明るい希望の光だ。

 この時期、路面状況は良くない。特に冬期間にまかれた滑り止めの砂が大量に残っている。本当はその上を走りたくないのだが、車の通行を妨げる訳に行かないので、どうしても砂の上を走ることになる。パンクも怖いし、スリップするのも怖い。今日は見かけなかったが、結構大きなゴミが放置されていることもある。

 盤渓スキー場のわきを通過したとき見たら、リフトが動きスキーヤーが滑っていた。スキーをしている人たちのわきをロードバイクが走り去る。北海道ならではの光景かもしれない。

 明日からまた大荒れになるらしい。次の実走はちょっとお預けになりそうだ。