カンパのホイール2010年03月03日 21時41分34秒

 次はチューブレスだといいながら、まだホイールが決まらない。ま、一番大きな理由は手持ち資金がないからということなのだが。

 この年齢になると、残された時間のことを考えざるを得ない。「いつまでお前はしゃかりきになって走れるのか。」いつも頭の片隅でこんな声が囁きかけてくる。そして「いつかはカンパ」とか、「いつかはカーボンホイール」と言っているうちにからだが動かなくなってしまうのではないか。そんな切迫感が漠然とある。

 そうすると、体力のあるうちに少し無理してでも良いホイールを手に入れるべきではないかと考えてしまう。悔いが残らないよう、思う存分走り回って自転車を降りられたら、それが幸せではないか。

 最初はZippを考えた。でも、あまりにも高額で手が出ない。次の候補はEASTONのカーボン。eBayを検索すると、意外に安い値段で売られている。(もっとも私にしてみれば十分高額なのだが。)

 資金を捻出するために、押し入れにしまい込んでいたScarpaの登山靴と門田のピッケルを売り払った。ピッケルは予想外の高額な値段で好事家の手に渡っていった。これでホイール購入計画が現実味をましてきた。

 そうこうするうちに、生きているうちに一度はカンパを履いてみたいという思いが強くなってきた。海外通販サイトを見てみて驚いた。有名どこはWiggleだが、その他にたくさん通販サイトがある。その中の一つに目が釘付けになった。品数は少ないが、なにせカンパが安い。Eurusはもとより、Shamal Ultraでもいけそう。Bora Oneは今のところ無理だけれど、でも全くの夢ではなさそうな圏内だ。

 最近、ポンド相場が動き始めているようで、おそらく同じようなことを考えているローディは私だけではないだろう。さて、これからどんな展開になるか。
 
 ところで、今年の札幌は例年に比べてかなり雪の量が少なかったように思う。天気予報を見ると来週は雪マークだが、おそらく2週間後には外を走れるのだろう。その前にオーバーホールをしておかなければならない。

室内トレーニング2010年03月03日 22時16分09秒

 ホイールのことだけを考えているのではないという言い訳。室内トレーニングもやっています。もっとも1月に比べたら少し士気が下がり気味だが。最近は、週に一度の頻度で負荷を最大にしてまわす練習も加えている。

 1月から2月中旬くらいまでは、最も軽い負荷でひたすらまわし続けた。滑らかなペダリングをからだに覚えさせるのが目的だ。それが一通り出来たところで、負荷をかけたペダリングに移る。やってみると、なるほど力任せでまわすのではなく、あくまでも円周に沿って入力する意識をはっきりともつことができる。

 高い負荷でまわした後、次の日は軽い負荷。そうすると今度は、速度が自然に上げられる。今まで巡航速度が32Km/hあたりだったものが、33〜34Km/hになる。良い方向に向かっているように私には見える。早く外を走って実力を試してみたい。

カンパ BORA One2010年03月05日 19時36分48秒

ホイールのことをあれこれ考えた続けていたらとうとう体調を崩し、風邪を引いてしまった。これはもう潮時だと悟り、カンパのBORA Oneに決めた。念願のカンパ、念願のカーボンである。

 ネットを検索してみると、本当に驚くほど海外通販サイトがある。一昔前では考えられない盛況ぶりである。その中からまず値段が安いところ、次に対応がスピーディーで信頼が置けるところ、オーダーの状態が確認できるところ、などなどのチェックを経て最終的に一カ所に絞り、オーダーした。

 現在、「在庫なし」となっていて、メールの回答によれば数日以内に入荷予定とか。でも他のサイトでも入荷待ち状態が多いので、この店でも一ヶ月くらい待たされそうな予感がする。
 もっとも外を吹く風が穏やかになるのは5月以降なので、ディープリムのBORA Oneに乗れるようになるのはしばらくまだ時間がある。ゆっくりと待つことにしよう。その間に、チューブラータイヤやカセットを買う資金を手当てしなければ。なにしろ、全てへそくりを使い切ったので。

オーバーホール2010年03月08日 20時27分39秒

 雪の日もあるが、昼は確実に日差しが強くなってきた。外を走れる日は近い。シーズンスタートを前にして愛車をオーバーホールした。

 まずスプロケットを分解し、ディグリーザーできれいにしていく。次にチェーンリング、BB、リアディレーラー、フロントディレーラー、ブレーキ系、そしてフロントフォークをはずしてシールドベアリング周りをきれいにする。そして要所要所にグリスを塗って再度組み付けていく。部品を手にしながら、一つ一つをチェックする。
 それから最初は予定していなかったが、リアハブのグリスアップもした。手で回してみるとちょっとゴロゴロした感じがあって、気になったからである。今回はフリーハブ側のベアリングボールを外してこれもきれいにした。これでOK。

 幸運なことに、KX Light号が誕生してから18000Km近く走ったにも関わらず、状態は良い。ただ数本のネジが汗で錆びていたことことくらいだろうか。
 全体がきれいになると、今まで気がつかなかったことが見えてくることがある。練習のつもりで回していたら、どうもチェーンがスプロケットを通過するとき異音がするようだ。前回交換してから時間が経過している。伸びてきているのかもしれない。4月はほこりがつきやすいので、5月頃に新しいものに交換しよう。

 組み上がった自転車を眺めてみると、やっぱり気持ちがよいものだ。こころなしかピカピカ光っているように見える。早くこれにまたがって走らせてやりたいと思えてきた。

BORA ONE 発送2010年03月10日 21時39分50秒

 もっと待たされるかと思ったけれど、先ほどショップのサイトでStatusを確認したら現地時間の10日付けで北アイルランドからBORA ONEが発送された模様だ。

 メールでの問い合わせに対しては、「オーダーをもらったら数日で入荷するよ」と返事をもらっていた。そのときは、セールストークだろうと勘ぐって、鵜呑みにせずにいた。でも本当でした。ごめんなさい、疑っていた私が悪かったです。
 ネットの噂では、このショップは時々対応が遅くなることもあるとは言え、悪い話は聴かない。私も誠実な対応をしてくれているという印象をもっている。

 後は、輸送途中で壊れたりダメージがなく無事につくことを願うばかりだ。