SISの調整2008年03月01日 22時32分43秒

 SISの調整に手こずった。勘所さえつかめば、それほど難しくないのかもしれないが、その勘所がどこにあるのかが最初わからないのだ。マニュアルがすべてだが、マニュアルに書かれていない行間に初心者が陥りやすい落とし穴があったりする。

 組み上げてからずっと変速がいまいち調子が良くなかった。一応トップからローまでシフトはするのだが、スプロケットにチェーンがこする音がとれなかった。たとえばトップ側を合わせれば、ロー側がずれる。ロー側に合わせれば、トップ側が今度はずれてしまう。どこが悪いのかと困惑してしまった。

 結局原因はトップ側の合わせ方に問題があったことがわかった。シフトケーブルをつなぐ前にトップのスプロケットの外側にRDを合わせるようにマニュアルは指示してある。しかし、後ろから見て、どこがその位置なのか何とも微妙でわかりにくいのだ。ところがこれが最も重要なポイント。ここがずれると、後どんなことをしようとも、調整はうまくいかない。

 とにかく試行錯誤しながら、トップ位置を調整していったら、シフトがすべての段でスムースに行くようになった。めでたしめでたし。二週間悩んでしまった。

 おそらく声にはださないけれど、同じように悩んでいる方がいるのではないだろうか。ハンガーが曲がっているとか、全く関係ないところを疑ってしまって迷路にはまりこんでいる方もいるのでは。そのような方に何かの参考になればと思う。

TISOの風景2008年03月06日 18時15分07秒

 インストールしたTISOのプーリー。今流行のセラミックベアリングではない。普通のベアリングタイプ。シルバー色は全体と統一感がとれて美しく見える。

<3月11日 写真を入れ換えました。>

トップチューブの形状2008年03月06日 18時53分40秒

 KX Light号のトップチューブは独特の断面形状をしていて、近未来的な雰囲気を醸し出している。これを間近に見たとき、真っ先に思い出したものがある。

 それは、映画「2001年宇宙の旅」に出てくる宇宙船ディスカバリー号の船体である。30年前、初めて映画館でこの宇宙船が登場するシーンを見たとき、感動と衝撃で打ちのめされたことを昨日のことのように思い起こす。

2001年宇宙の旅 ディスカバリー号(1)2008年03月06日 18時58分50秒

 これがディスカバリー号の船体。うねうねと貨物室、燃料室を連ねながら木星を目指して飛行していく。

2001年宇宙の旅 ディスカバリー号(2)2008年03月06日 19時00分36秒

 ディスカバリー号を斜め後方から見る。どうだろう。KX Light号に似ているではないか。