音量調整 ― 2008年01月09日 13時07分35秒
家族が一緒の時はボリュームを最低レベルに下げて聴く。ところが、そうなると音が痩せてしまう。この現象は、これまで多くの方々が報告されている。
この現象を回避するために定インピーダンスアッテネータが効果的であることもすでに報告されている。しかし、もっと他の手段がないか考えた。
アンプの二段目は電流出力アンプである。それを12KΩの抵抗で電圧に変換している。この抵抗値を変えれば音量調整ができる。この方法もすでにメーカーなどが採用している。しかしそのままでは、4連ボリュームが必要となる。
もっとスマートな方法はないか。それについては、次の欄で報告する。
この現象を回避するために定インピーダンスアッテネータが効果的であることもすでに報告されている。しかし、もっと他の手段がないか考えた。
アンプの二段目は電流出力アンプである。それを12KΩの抵抗で電圧に変換している。この抵抗値を変えれば音量調整ができる。この方法もすでにメーカーなどが採用している。しかしそのままでは、4連ボリュームが必要となる。
もっとスマートな方法はないか。それについては、次の欄で報告する。
音量調整(2) ― 2008年01月09日 21時16分21秒
2段目は電流出力となる。12KΩの抵抗で電流から電圧に変換している。ブリッジ動作なので、この電流出力が非反転出力と反転出力の二箇所ある。音量調整は、非反転出力と反転出力の抵抗の間を可変抵抗で結ぶことによっておこなう。等価的に電流ー電圧変換抵抗の値をコントロールしていることになる。ボリュームをゼロに絞っても、電流出力動作なので問題ないはず。
早速回路変更を行った。2連ボリューム(20KΩ)を取り出してきて、これを結線する。今まで使っていたYAMによるアッテネータは役目を終えた。
結果。半田付け直後だから、当然高い方にエネルギースペクトルが偏ってはいるが。。これはただものではなさそう。(いつも大げさな驚きからはじまるのがはずかしくなるけれど)音の実在感が増している。もちろん課題であった音量を絞ったときの音痩せもない。これまで聞き落としていた音が掘り起こされる。
高い方に偏っているが、耳が痛くならないということは、回路が悲鳴を上げていない良い証拠。リズムに体が自然に動く。
逆に言えば、ポテンショ型ボリュームがいかに音を悪くしていたか。それをきらって、わざわざI/V変換抵抗を切り換えて音量調整しようという発想が出たのだと改めて思い出される。
明日になってエージングが進んでどう変化するかが楽しみになってきた。
早速回路変更を行った。2連ボリューム(20KΩ)を取り出してきて、これを結線する。今まで使っていたYAMによるアッテネータは役目を終えた。
結果。半田付け直後だから、当然高い方にエネルギースペクトルが偏ってはいるが。。これはただものではなさそう。(いつも大げさな驚きからはじまるのがはずかしくなるけれど)音の実在感が増している。もちろん課題であった音量を絞ったときの音痩せもない。これまで聞き落としていた音が掘り起こされる。
高い方に偏っているが、耳が痛くならないということは、回路が悲鳴を上げていない良い証拠。リズムに体が自然に動く。
逆に言えば、ポテンショ型ボリュームがいかに音を悪くしていたか。それをきらって、わざわざI/V変換抵抗を切り換えて音量調整しようという発想が出たのだと改めて思い出される。
明日になってエージングが進んでどう変化するかが楽しみになってきた。
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