Light号でトレーニング2008年02月19日 22時32分05秒

 LOOK KX Lightをミノウラの室内練習機に取り付け、トレーニングを開始した。エージングも兼ねている。

 負荷はさすがにもっとも軽い位置に設定。フロント52T、リア17Tあたりから回し始める。サイクルコンピュータで速度を見ると、回し初めは26Km/hあたり。徐々に体が慣れてくると、速度も自然に上がってくる。これで15分。

 次にリアを16Tに上げて、速度を30Km/hを目標に回し続ける。これで15分。大分息が上がってくる。

 続いて15Tに挑戦。速度は32〜33Km/hあたり。5分程度で今日は切り上げる。

 たぶん最終目標は14Tで15分程度あたりかと予想しているが、結構高い目標かもしれない。

 しかし、クランクを回していての印象だが、何度も言うようにこれまでと全く異なる。動きが非常にスムースで、脚から発揮されたエネルギーが極小のロスでホイールの回転運動に変換されていく。だから筋肉の動きもこれまで覚えていたものを全部捨てて、もう一回組み立て直しをしなければいけない。
 でもうれしいのは、まるで自分の脚の動きが上手になったかのように感じることである。回す楽しさが倍増する。これまでは、苦行僧のようにまなじりをつり上げてがんばっていたのが、今度はもっと奥を探検したいというような子供の頃のわくわくするような探求心を刺激してくる。

 すばらしい道具はいつもそんなスピリットを感じさせる。使っていて楽しい。もっと触れたくなる。手にしているだけでうれしくなる。人間の心の奥底に静かに寄り添い、語りかけ、励ましてくれる。そんな道具に巡り会うと、本当に幸せになる。

 こんなことを、あるご婦人と話していたら、その方も全く同じ意見を持っていることを知り、思わず意気投合した。その方は、人もうらやむほどの車好きで、私たちから見れば超高級外車を運転されている。運転していて楽しいと言われる。その方が今乗っておられるのはフェラーリ。私は二度だけ運転席に座らせていただいたことがある。何年も乗っていて、最近は雨漏りがすると言われる。でもだからといってさっさと新車に買い換えようというのではない。

 ロードバイクも何か通じるような気がする。


<メモ>
スプロケットギア歯数 12,13,14,15,16,17,19,21,24,27