心沈む日々2022年03月21日 11時27分14秒

とにかく今年は雪が多く、春分日あたりになるとふだんなら自転車で定山渓あたりに走る時期なのに、とてもそんなどころではない。歩道もひどい状態で、外歩きも難しくなって、とうとう心がふさいでしまった人もあると聞く。
おまけに戦争のニュースである。ますます気持ちが落ち込んでしまう。11年前の震災の時もそうだったが、こんなとき淡々と普段の生活を続けながら、心の中で一日も早く平和が訪れるようにと祈る。

たまたまYouTubeを覗いていたら、こんなのを見つけた。
Anne-Sophie Mutter und Münchner Orchester - Beethoven Violinkonzert - Beethoven 5. Symphonie
ウクライナの人々を思いながら演奏するムッターに心が震える。

音楽で世界が変えられるのかと冷笑する方もおられるだろう。村上春樹も言っていたが、それは多分できない。しかし、世界はこんなにも美しいものなのだと思う心こそ、平和を作り出す力になるのではないだろうか。

ネオパラ山まで2022年03月21日 12時38分43秒

2022年3月7日
自宅から手稲山の前衛峰とも呼べるネオパラ山に向かう。真冬から春に季節が変わるこの時期、めまぐるしく雪質が変わり、少し歩きにくい。
およそ2時間でピークに到着。

下りは1時間ちょっと。
次は平和の滝から手稲山コースかな。

初めてのクリームはんだ2022年03月21日 22時11分31秒

注文していたアルミ基板が到着した。
箱を開けて中身を確認してみると、低価格だけあって基板表面に若干の汚れが見える。そのほかは問題なさそうで、ひとまず安心。
今回は、メタルマスクを作らなかったので、フラックスを塗ってからシリンジ入りのクリームはんだを写真のように塗ってみた。実に雑でうまくいくのか不安になる。
当初は、ネット上の情報を参考にして小型のホットプレートを使おうとも思ったが、試しにワット数の大きな半田ごてを基板裏面にあててみた。待つこと1分ほどではんだが溶け始め、それらしく形ができた。
外から見るとうまくいったかに見えるが、内部ではんだがブリッジになっている可能性がある。動作試験をしてみると、これがうまく動く。今回、10枚ほど半田付けしたところ、全部合格。

ただルーペで拡大してみると、小さなはんだボールが見えたのでピンセットで掃除することに。やはりメタルマスクは必須。次回は一緒に注文しなければ。
今回は、初めてにしては上出来ということにしておこう。

空芯コイルの巻き直し2022年03月21日 22時29分43秒

前回、初めて空芯コイルの手巻きに挑戦したが、コイルボビンの形状がよくなかったため、ガラ巻きになり散々な姿になってしまった。生来の不器用なので、自分では巻けないものとあきらめ、そうそうにJantzenから100mH空芯コイルを買い求め、現在GaN SEアンプで活躍中である。

さて、いったんは敗退したコイル巻き、このまま捨て置くのはもったいない。再挑戦することにした。コイルボビンはやはり既成品が安心だ。ちょうどよい形があったのでAliから購入。

きちんと巻くのに巻線機の剛性が大切であることは、前回の失敗から学んだ。そこで写真のようなジグを作った。電動ドリルですいすいと巻くというのが当初のもくろみだった。しかし、やってみるととても自動で巻き取るどころではない。きれいに巻くには手で少しずつ回すしかないと気づいた。
忍耐すること半日。やっと巻き上げた姿がこれ。指先が痛い。とにかく、これでもかというくらいに銅線を密に巻き付けることと、巻いてからはこれもしつこいほど、隣の銅線と密着するように押しつけるのがコツである。ちょっとでも油断すると、上の層を巻いているうちに隙間ができてどうしようもなくなる。そういうときはあきらめて、巻き直すしかない。
このあと、二液混合型の接着剤で固めて完成。
インダクタンスを測定すると、40mH。DCR=7Ω。ガラ巻きでも整列巻きでもあまり変化はなかったことには、ちょっと驚いた。