朝里峠周回コース2015年08月18日 21時38分27秒

 17日の休日、いつもの朝里峠に向かった。前日までの疲れが残っていて、走り始めると肩のあたりが息苦しく感じられる。幸い、朝里温泉までは追い風基調だったので助かった。

 いつもの登りにさしかかると、山からは蝉しぐれの大合唱である。この声を聞くのも今シーズンはこれが最後になるかもしれない。

 今回は朝里ダム記念館から峠までのタイムを計ってみた。結果、35分。最初のトンネルに入ってからの緩斜面の頑張りが以前に比べてきかなくなってきている。

 さて、休憩なしでそのまま下りに差し掛かる。いつものことだが向かい風。なかなか速度が上がらない。下りなのに30Km/hを維持するのも難しく、登りのほうがかえって速いのではないかとうらめしい。

 定山渓に降りてサイコンを見るとスタートしてから2時間30分経過している。ここから自宅まで1時間ではむずかしいかも。と思いながらも加速しようとするのだが、ここも向かい風。追い風基調の戻ったのは川沿あたりから。しかしここも信号が続かず、ストップ・アンド・ゴーの繰り返し。

 自宅へのゴールタイムは3時間37分。この条件下でよく頑張ったほうだろう。

朝里峠周回コース ベスト更新2015年08月31日 19時37分08秒

 公私ともにいろいろあってストレスが溜まる毎日を過ごしている。こんなときは家の中に閉じこもっているよりも外に飛び出したほうが良い。

 幸い気温もだいぶ過ごしやすくなってきて、庭には少数ながらトンボも飛び交うようになってきた。朝、空を見上げると曇り。風も穏やか。体調もまずまず。ということで朝里峠に向かうことにした。

 走り始めてすぐに足に疲れが少し残っているのを感じる。実は、二日前の土曜日、小林峠をアウターしばりで登った。その疲れであろう。いっぽう体のほうはあまり息が苦しくならない。

 朝里温泉街に入ると山からは蝉の声が聞こえる。一匹だけだが、北海道では珍しく「ミーンミーン」という声も。先々週、もう蝉の聞き納めかもと思ったのだが、まだまだ頑張っていた。

 思いつきできょうは朝里ダム記念館からタイムを測定することにする。朝里峠の登りが始まると、意外に足が回る。サイクルコンピューターで速度を見ると、斜度のきついろことは12Km/hになるが、そのほかのところは14Km/hを維持している。魚止めの滝でのラップタイムは13分。最近ではベストタイムである。いつもなら15分よりももっと遅かったかもしれない。

 その先のトンネルまでの坂道では力つきてしまうのが最近の傾向である。ところが今回はペースを維持できる。もしかして32分台でゴールできるかもしれないという希望が見えてくる。

 ところが二つ目のトンネルをくぐって三つ目のトンネルに入る直前で工事のため交互通行になっていて、そこでストップ。ふと後ろを見ると一台のローディ君がいるではないか。いつの間にか追いつかれたらしい。その方いわく。「いやー、速いですね。マジでこんなペースで登るのかと驚きました。」息を切らせてはいるが、どこか余裕がありそうな気配。こちらは遠慮して、「どうぞ先に行って引いてください」と譲るが、「いやいや」と言って彼氏は後ろにつく。

 白旗が振られたのでスタート。いつもより速度を上げる。しかし彼氏は私の横に並走してきたので、先に出るように手でサインを出す。彼氏、前に出て私が後ろにつく。速度を見ると19Km/h。この区間をこの速度で走るのは多分初めて。なんとか追いつこうと頑張るが、やがて千切れる。

 彼氏、トンネル手前の駐車場で待っていて、目一杯という表情しながら
「もうきついですね」といわく。年齢を尋ねると47歳とか。数分自転車談義をしてから彼氏が前に出て定山渓への下りに入る。

 後で思い出したのだが、朝里峠駐車場までのタイムは結局確認するのを忘れてしまった。印象では32〜33分程度かと思うのだが、定かではない。

 その後、ずっと定山渓まで後ろからついて行った。二人で走る面白さは格別である。走りの勉強にもなるし、自分のレベルを確認することもできる。彼氏のバイクはTrek。足を観察すると、普段からかなりトレーニングしていることがうかがえる。

 彼氏はボトルの水が切れたのでコンビニに寄るというので、そこでお別れして、この後は単独走になる。その間特記事項なし。

 自宅へのゴール・タイムは、3時間25分56秒。たぶんこれまでのベスト。体調、風、天候、そして仲間と走ったというすべての相乗効果であろう。

 事故なく無事に走り終えられたことに、そしてまた一人ローディに出会えたことに感謝。