DAC電源2011年12月12日 20時16分33秒

 PCM1794やNeutron Starの電源にはSalasシャントレギュレータを採用した。それはそれで予想通りの結果が得られた。しかしまだ不十分だ。

 Vishay VAR(Naked)のエージングには時間がかかると言われている。そのせいかもしれないが、周波数スペクトルが高い方に偏っていて深い音が出にくいと感じる。

 こんな時は本当はじたばたせずにじっと熟成されるのを待つべきなのだろうが、どうもいけない。何か即効薬はないかと考えてしまう。

 整流ダイオードは当初SBDにしていた。これをIXYSのFREDに変更すると、確かに変化がある。鋭い音がややおとなしくなり、中域が充実する。その代わり、全体にかまぼこ型になるように聞こえる。解像度はやや落ちるようにも思うが、これはこれで一つの世界だと思う。
 しかしFREDでもまだ満足できない。

 そこで以前から気になっていたD式第二世代電源を試して見ることにした。ネットで入手できる技術資料や特許資料を読むと、だいたいこんな回路だろうと推測できる。休日の今日、部品箱から必要な部品をかき集め、作り上げた。

 いつものようにいきなり電源オン。出てきた音はひどいものだった。なにもしないほうがまだ良い。これはダメかと思ったが、そのまま数時間放っておいて、再度聞いてみた。
 おや、変化している。低い周波数域の音が出てきている。しかし音はまだ硬い。しかし可能性を感じる音ではある。

 電源オンから12時間経過。今度は悪い方向に変化。硬くて疲れる音になった。エージングは直線的に良い方向に変化するとは限らない。場合によっては悪化したように聞こえることもある。我慢我慢。

 写真は現在のDACの様子。電源部が全体の8割くらいを占めている。手前の電解コンはニチコンNT。

 こんな大げさなことをするくらいなら、やっぱりバッテリー電源だろうか。いつかトライしてみたいと思っている。

固定ローラー錬2011年12月12日 20時37分09秒

 今年は根雪が早いようで、外は雪だ。来年3月頃、道路が乾燥するまでは室内練習ですごすことになる。数年前まではほぼ毎日1時間半ほど回し続けたものだ、最近はそんな体力はなくなってきた。週に数回、一回あたり1時間がペースだ。

 以前に比べペダリングの質は変化してきていると感じる。その影響で足の筋肉の形まで変わってしまった。妻は私の足に触れて即座に「あっ!ここにあった筋肉がなくなっている」と言って驚いていた。たんに練習量が少ないせいで筋肉量が落ちたせいかもしれないが。

 若い時は何時間でも歩いたものだ。車に乗るようになったら歩く機会が少なくなった。歩かないと深いところにある筋肉が衰える。以前ならダンシングは得意だったのに、最近は長く続かなくなった。座る生活になったせいだと思う。

 そこで今度のオフはダンシングをトレーニングで強化することにした。固定ローラーでは実走とは少し姿勢が異なるが、それでもいい練習にはなる。30分連続してダンシング。

 大腿筋よりも腸骨の下からお尻の周りの筋肉が鍛えられているような気がする(いつものように気がするだけ)。