GaN素子 GS66502Bの入手遅れる見込み2016年09月22日 11時56分18秒

7月に発注したGS66502Bは、当初9月中旬に出荷予定だったのが、メーカーの都合により、11月上旬にずれ込むとの連絡が入った。

やっぱりまだ生産工程にいろいろ不具合が残っていて歩留まりが悪いのだろうか。

かつて、メーカーで働いていた時、製品開発をとりまとめる立場にあった。最も苦労したのが、開発での設計段階から工場への移管。立ち上げ時には一ヶ月近く工場に缶詰になったことがあった。

普通、納期の遅れは大変な事態なのだが、個人にあっては楽しみが先に伸びただけのこと。のんびり待つことにしよう。

ただいま休暇中2016年09月22日 12時04分27秒

9月16日から年に一度の長期休暇に入っている。きょうはその前半部分の最終日。明日と明後日は出勤して、26日から29日が残りの休暇となる。

以下備忘録
16日 翌日から岩手に帰省するための準備。午後から手稲山ヒルクライム。
17日 岩手へ飛行機で移動。母の三回忌法要に出席。花巻温泉に宿泊。
18日 朝、知人がなくなったとの知らせを受ける。花巻から札幌へ移動。
19日 知人の葬儀に出席。
20日 家の東側に犬走りをつくる工事。
21日 腰が痛くて家で過ごす。

こうしてあっという間に休暇は過ぎていく。

ラインアンプ 13D2の定電流点火回路2016年09月22日 12時49分16秒

ラインアンプのエージングを進めていくうちに、違和感が募ってきた。どうしても周波数スペクトルが高い領域に偏っていて、管楽器が耳に突き刺さる。がっかりした。

原因は何かと考えるうちに、すべてが疑わしく感じれられてしまい、光が見えなくなる。しかし、ここで諦めたら先がない。可能性の高いものから潰していく。

その筆頭に上がったのが、13D2定電流回路の出力コンデンサ。改めてシュミレーションしてみると10uFでは1KHzあたりから位相が大きく変化することがわかった。最適値は0.7uFで、これだと位相変化がまったくなく平坦となる。ジャンク箱にはオイルコンデンサに0.47uF/200Vがあったので、これと入れ替えた。回路図の丸印で囲った部分がそれ。

確かに音が変化する。重心が下がった。ところがまだ現象が残ったまま。ということはまだ他に原因がある。また頭を悩ますことになった。

ところで、世のレギュレータは定電圧であれ、定電流であれ、出力コンデンサがついてまわる。この値に関して、音との相関を語っているのをほとんど見たことがない。まして位相変化まで言及していつのは、私に知る限り安井章氏だけではないだろうか。

手稲山ヒルクライム2016年09月22日 13時25分16秒

9月16日の午後、曇り空ではあるが気温は涼しく風もない。手稲山に出かけた。

いつもとおり、一旦小樽方向に走り、銭函三丁目あたりでUターンしてアップする。どうせタイムを狙うような状態でもないので、まったりと進むことに。そう思っていたらスタートからタイミングがずれてしまい、すぐ先の交差点で赤信号にぶつかる。ここで1分ロス。足をつかずスタンディング姿勢(スタンディング・スティルではない)。青信号で再スタート。

がんばらないと心拍数は極限まで上がらない。心拍数が上がらないので気分も楽になる。ゴルフ場を左に見て、オリンピアスキー場までのきつい上りもたんたんと漕いでいく。JR研修センター前からのゆるい上りでは若い時ならダッシュをかけるところだが、ここもたんたんと。最後のカーブでダッシュ。結果はロスタイムを除いて35分。まあまあ。

一度下って、三樽別河畔緑地公園で一休み。再び上っていく。二回目もそれほどつらくない。

旧ロープウェイ駅前にはひとりの青年が休んでいた。聞くとロードバイクを初めてまだ数年。手稲山は2回目で30分切りを狙ったけれどペースがつかめないので散々だったと笑いながら語る。こちらは「最初頑張りすぎないでペースさえつかめばどんどんタイムは縮むよ」とアドバイス。

若いことは良い。可能性がある。こちらはどんどんタイムが落ちていくだけ。自分にもあの青年のような時代があったなあと懐かしむ。

DACレギュレータ改訂 +5V編2016年09月22日 13時43分42秒

高い方に周波数スペクトルが偏り、特に管楽器が耳に突き刺さる現象。絞られるのはDACのレギュレータである。

思い当たる節がある。以前Salas Reflektorの研究をしていた頃、シャント素子に従来のMTP3055VLからLU1014Dに交換した時、音が素晴らしい方向に変化したことを経験していた。その後、誰にでも手に入れられる素子で作るべきとの方針からLU1014Dではなく、MTP3055VLを標準としていた。原因は、もしかするとここらあたりにあるのではないk.

そこでもっとも変化がわかりやすい水晶発振器のレギュレータで確認することにした。ただし電圧は5.0Vなので、LU1014Dは使いづらい。そこで以前から引き出しで温めていたCREEのSiC MOS-FETを投入してみることにした。改造は空きスペースがあったのでそれほど手間がかからない。

すると出てきた音は、中低音が充実していて、いままで肩に近がら入りすぎてコチコチだったのが、のびのび自由になったのがわかる。やはり原因はこれだった。

続いてI2SOverUSB DDCの+5Vレギュレータも同じような改造を施す。
+3.3Vレギュレータについては次の欄で報告する。