SCOTT Foil10で走る ― 2023年04月19日 19時36分06秒
関東甲信では27℃越えだとか言って騒いでいるのに、当地は3月に記録的な暖かさに驚いていたら、このごろは日中でも10℃に達するかどうかで、まことに肌寒い。暖房はまだ欠かせない。数日前に咲き出した桜も足踏み状態である。
そんななか、組み上がったSCOTT Foil10 Di2仕様で早速いつものコースで試走した。
ちなみにペダルなしでの重量は6.99Kgとなり、かろうじて7Kgを切った。今の世は6Kg台が当たり前だから、決して軽いとは言えないけれど、私にとってはうれしい数値となった。
昨日は、川沿側から小林峠を抜けて盤渓に至るコース。月曜日に降った雪がまだ道路脇に残っていて、ところどころ路面が濡れていた。
自転車が軽くなったからといって楽に登れるようになるわけではない。つらさはいつもと同じ。むしろ、シーズンはじめでからだができていないのと、気温が低いせいでパフォーマンスは上がらない。
そういうわけでエンジンはポンコツではあっても、フレームの違いは十分に感じられる。LOOK595もいいフレームだと思っていたけれど、乗り比べるとSCOTT Foil10の剛性がきわだっている。ペダルで入力したパワーがそのままスプロケットに伝わっていく感触がすばらしく、チェーンを回すときに発生する微小な振動がビンビンと足に伝わってくる。LOOKではここまで感じたことがない。
パワーを入れればどんどん加速する感触がよくわかる。プロならばぐいぐい踏みながら速度を上げ、高速域を長時間維持するだろう。残念ながら貧脚な私では数分が限界。ヒマラヤを遠くに眺めるような面持ちである。
ハンドリングの安定性はLOOKの特徴と思っていた。しかしSCOTTはわずかにその上をいく。全く不安がなく、狙ったラインをぴたりと進んでいく。
総合評価として、やはりこのフレームはプロもしくはパワーがあってレースを指向する人向けで、初心者には向かない。剛性が高いので、どこかのレビューにも書かれていたように、覚悟しないと足がすぐに売り切れてしまうだろう。
とは言っても、この乗り味は走る楽しさを呼び起こしてくれて、病みつきになる。発売年代を比べるとLOOK595とSCOTT Foil10とはおよそ5年ほどの差があるはずだが、フレーム性能は確実に進化していた。
写真は今日、斜度6%坂の頂上付近で妻が待ち構えていて撮影してくれたもの。バックに手稲山から広がる山並みが雄大に写っていて、まことに絵になるのだが割愛した。
そんななか、組み上がったSCOTT Foil10 Di2仕様で早速いつものコースで試走した。
ちなみにペダルなしでの重量は6.99Kgとなり、かろうじて7Kgを切った。今の世は6Kg台が当たり前だから、決して軽いとは言えないけれど、私にとってはうれしい数値となった。
昨日は、川沿側から小林峠を抜けて盤渓に至るコース。月曜日に降った雪がまだ道路脇に残っていて、ところどころ路面が濡れていた。
自転車が軽くなったからといって楽に登れるようになるわけではない。つらさはいつもと同じ。むしろ、シーズンはじめでからだができていないのと、気温が低いせいでパフォーマンスは上がらない。
そういうわけでエンジンはポンコツではあっても、フレームの違いは十分に感じられる。LOOK595もいいフレームだと思っていたけれど、乗り比べるとSCOTT Foil10の剛性がきわだっている。ペダルで入力したパワーがそのままスプロケットに伝わっていく感触がすばらしく、チェーンを回すときに発生する微小な振動がビンビンと足に伝わってくる。LOOKではここまで感じたことがない。
パワーを入れればどんどん加速する感触がよくわかる。プロならばぐいぐい踏みながら速度を上げ、高速域を長時間維持するだろう。残念ながら貧脚な私では数分が限界。ヒマラヤを遠くに眺めるような面持ちである。
ハンドリングの安定性はLOOKの特徴と思っていた。しかしSCOTTはわずかにその上をいく。全く不安がなく、狙ったラインをぴたりと進んでいく。
総合評価として、やはりこのフレームはプロもしくはパワーがあってレースを指向する人向けで、初心者には向かない。剛性が高いので、どこかのレビューにも書かれていたように、覚悟しないと足がすぐに売り切れてしまうだろう。
とは言っても、この乗り味は走る楽しさを呼び起こしてくれて、病みつきになる。発売年代を比べるとLOOK595とSCOTT Foil10とはおよそ5年ほどの差があるはずだが、フレーム性能は確実に進化していた。
写真は今日、斜度6%坂の頂上付近で妻が待ち構えていて撮影してくれたもの。バックに手稲山から広がる山並みが雄大に写っていて、まことに絵になるのだが割愛した。
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