今季初の蝉の声2021年05月18日 10時17分34秒

写真は、手稲平和霊園から望む、手稲山南斜面。

五月の月曜日は三週連続して朝から雨になり、長距離走に出かけていない。
17日も午前中雨となった。午後から日差しが出てきたので、妻と「さて、どうするか」という話になった。
少し無理をすれば、これから長距離走に出かけることもできる。しかし、妻は一ヶ月前に買ったガノーに乗るのが楽しくて、すっかり自転車好きになっている。こういうとき夫は一緒に走って応援しなければならない。

さて、どこに行くか。いろいろ考えた末に、妻には少しハードルが高いかもしれないが手稲平和霊園を目指すことにした。北一条通から入ることのできる自転車道路があって、そこをまっすぐに上っていくコース。

こちらはシングルスピード・バイクでアシスト。妻は最近のトレーニングでちょっとした斜度の坂も登れるようになってきた。増水した琴似発寒川に沿って走る。雨上がりの風景がとても気持ちがよい。
カモメが川の真ん中にあるブロックに止まって、しきりに川面を見つめているので何をしているのかと思ったら、どうやら魚を狙っているらしい。このあたりのカモメは、海も川もどちらも得意なのかと感心した。

途中で妻が引き返そうと言い出したのをなんとかなだめすかして、ゴールに到着。耳を澄ますと、蝉の声がきこえてきた。今季初。これには驚いた。今年は寒い日が続いていたので、初鳴きを聞くのは今月末頃かと予想していたからである。

帰りは一般道を通り快適にくだる。
家に帰ってから妻は、「今日は95%の力を出した」と言っていたが、顔は満足そうだった。

手稲山へ2021年05月18日 22時17分32秒

今日は朝から雲一つない快晴。ああ、こんな空の下で思いっきり走りたい。ところがこちらはそんな自由な身分でもなく、午前、午後と予定が入っている。この御時世なので仕事はオンライン。窓から外を眺めながら、心の中では早く仕事が終わらないかと、じりじりする。

午後4時にやっと終わったので、すぐに身支度をして出発。今季初の半袖ジャージ、ビブショーツ姿。行き先は手稲山。またがる馬はシングルスピード・バイク。いつものように星置まで走ってそこからUターンして上り口まで戻る。これでアップ完了。

気温が暖かくなると身体も動く。
シングルスピードなので、いつものようにほとんどダンシングで行く。今回はペダリングがテーマ。上死点の手前から接線方向に入力することを意識する。これを滑らかに行うためには、股関節の動きが重要になり、丹田あたりを中心にして腸骨を柔軟に回転させるイメージ。入力する位置を点で意識する。入力するとき身体にガツンと感じるのは新鮮。まだまだペダリングは奥が深い.

ということでタイムは41分30秒。寒かったとは言え前回は50分はかかっていた。かなりの進化だ。変速機能がないシングルスピード・バイクでこのタイムはなかなか有望である。

旧ロープウェイ駅から、春の夕日を浴びながらくだっていく。
実は先週、タイヤを21Cから25Cに入れ替え、加えてホイールバランスをとっていた。これが非常によく効いたらしく、速度がぐんぐん伸びていくので少々戸惑った。

北一条通の自宅までの最後の上りもたれずに最後まで踏ん張れて、よい一日となった。