TDA1541A-S1 DAC 製作記42022年12月01日 20時11分00秒

製作過程を簡単に紹介する。
最初に手がけたのがDAC部で、いつもお世話になっている秋月のユニバーサル基板を使った。デジタル信号を扱うとき、グランドのインピーダンスをできるだけ低くすることが大切である。今回は基板に銅箔テープを貼ってグランドプレーンとする。写真はまだ銅箔を貼る前の状態の裏面。

続いて基板の上部。DACソケットの周囲にデカップリング用の電解コンデンサが立ち並ぶ。使った電解コンデンサはニチコンのUKAシリーズ100uF/25Vである。

続いてDDC部の様子。左にI2SoverUSBが見えていて、その右側にはDDCを載せるソケットがある。ソケットの高さの空隙を利用して、LTC6957に供給する3.3Vレギュレータ基板を配置する。

できあがった基板は実験用安定化電源を使って動作確認をする。デジタル部に±5V、アナログ部に-15V、計三つの電源が必要となり、このため某オークション経由でHPの電源を購入した。
万が一不具合があっても電流を制限できるので、希少な部品を守ることができる。

自転車を降りて走りに専念する2022年12月01日 20時46分36秒

7月に顔面麻痺になって以来、右のまぶたが閉じられない。その結果、視力が落ちる。よって車の運転は御法度、ましてロードバイクはもってのほか。ということで今シーズンを棒に振ってしまった。
このままではストレスがたまってかえってからだに悪い。そこで昨年からぼちぼちはじめていたジョギング・ランニングに専念することにした。足で走るだけなら片目がかすんでいてもなんとかなる。

そこで問題になるのがシューズである。今まで履いていたNikeは十年以上も前に買ったもので、とうの昔に底が抜けて使い物にならない。
そこでいろいろ調べてみると、on cloudに目がとまった。なかにはぞっこん惚れ込んでしまった人たちもいる。どんなものかと興味が湧いたので、まずは中古品を手に入れてみた。よかったら新品を後で買えばよい。それがこれ。
入手したのはCloudsurferの旧モデル。若干底が摩耗していたが、まだまだ使える。
で、走ってみた。驚いた。シューズの概念が吹っ飛んだと言えばおおげさか。噂は本当だった。足を入れてもストレスがなく、ふんわりと包み込む感触が心地よい。それでいてしっかりとホールドする。
走ってみると、からだが喜ぶのか、自然に足が前に出ていく。すっかり走るのが苦手になっていたのに、走るのを止めようとは一度も思わず続けられたのはこのシューズのおかげである。良いものを見つけた。

いつも走るのは、自宅から平和の滝入り口までの往復12Km、往路は標高差150mの登りだから、平均勾配2.5%。何カ所かアップダウンもあるから結構なトレーニングになる。