VP-7723A復活、しかし2021年05月03日 11時02分08秒

PanasonicのオーディオアナライザVP-7723Aが故障したことは既報の通り。原因は、CPUの経年劣化によるものと判断。かなり古いものなのでそこらあたりでは売っていなくて、結局eBayでスペインの業者に注文した。

待つこと一ヶ月。さすがにくたびれた。スペインの郵便事情はあまりよくないとは聞いていたが、これでは中国よりも遅いかも。

やっと届いたので開封したら「あれ?」となった。こちらはD8085AHC-2を注文したつもりだったのが、届いたのはD8085AHCとD8085AC。注文画面をよく見ると、写真にはD8085AHC-2が写っているけれど、タイトルはD8085が二個となっていた。あわてて細部を確認しないまま、思い込みで注文したとわかったのは後の祭り。「写真と違う」と文句は言えない.

気を取り直し、ダメ元でD8085AHCをソケットに挿入した。
AHCはクロック周波数の上限が3MHzで、AHC-2は5MHz。今では亀のような遅さで、3MHzであろうが5MHzであろうがたいした変わりはないが、当時は大変な違いだったのだろう。先人の苦労が忍ばれる。
とにかくこれで動いてくれれば御の字だが。。
祈るような気持ちでスイッチを入れてみた。
押しボタンスイッチに反応して正常に動いていることがわかったときは、ほっと胸をなで下ろした。早速、新装なったGaN単段アンプの測定にかかる。そのことはまた稿を改めて書く予定。

まず左チャンネルの測定からとりかかり、作業は順調に進んだ。次に右チャンネルの測定をしようと思った瞬間、またもやフリーズ。電源スイッチオンからおよそ1時間経過していた。

おそらく熱によってクロック余裕がなくなり、あえなく沈没したのだろう。一日放っておいたら、また何事もなかったように動き始めた。
やっぱりAHC-2タイプを手に入れないと恒久対策にはならない。今度はよく画面を確認して発注した。

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