MUSES72323電子ボリューム動作確認2023年09月08日 19時38分25秒

PICに載せるソフトウェアの形はできあがったが、細かなバグだしは実機に搭載しないとできない。
暑さで半田ごても握りたくない日々が続き、延び延びになっていたがやっとその実機、まだ中途ではあるが電源を接続できるとこまでできあがった。

マザーボードの下半分の領域にはこのあと電源トランスを載せる予定。今回はとりあえず実験用定電圧電源を使って動かす。

MUSES72323にはPanasonicのオーディオアナライザーのOSCをつなぎ、1KHzの信号を入力する。そして出力端子にはオシロスコープのプローブをつなぐ。

祈る気持ちで電源オン。???信号が全く出てこない。まるでMUTEがかかっているような状態。こういうのは心臓に悪い。悪いことばかりを考えてしまい、MUSES72323を壊したかとも疑った。

こういうときは慌てても何もよいことはない。頭を冷やすに限る。<そこでまずもっとも可能性のあるところから捜索を開始する。ようするにソフトウェアが間違っているということ。

もういちどよく確認する。そうしたらすぐに誤りが見つかった。MUSES72323の初期化ルーチンに一カ所[1]にすべきところを[0]としていた。MUTE状態になったのとつじつまが合う。

修正して電源オン。
あっけなく動いた。ボリュームを動かすと、きちんと信号も増減する。これで山は越えた。
オシロスコープの上に見える信号が入力で、下が-6dB時の出力信号。あたりまえだがまったく問題ない。

今後の作業予定。電源部の構成し、最終的にはシャーシに入れてまとめる。ついでにPICのソフトウェアにも手を入れて、もう少し機能を追加したい。

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