GaN Single End Power Amp その32023年02月18日 22時12分12秒

入力トランスを使ったGaNパワーアンプ。
内部の様子を紹介する。まずはフロントエンドから。
銀色に光っているのが入力トランスのPO400601。かつて放送局の調整卓で使われていたもので、音のバランス、品位、どこをとってもさすがプロの世界で選ばれただけあって一級品である。メーカーなど詳細は不明で、表面には品番の他にUSAとだけプリントされていた.
これがアンプの基板かと思うほど簡素で拍子抜けする。

続いて、GaN素子の実装の様子。フロントエンド基板の向こう側にある放熱器に斜めに取り付けてある。
最後は全体の様子。手前が電源部で、向こう側に100mHの空芯コイルと出力コンデンサが見える。主要なところにはWEのワイヤをおごり、大電流が流れるところには2mm径の単芯銅線を使ってある。