Circlotron2 その13 方針変更 ― 2019年03月27日 22時01分17秒

DN2540が次々と故障したのは、当初こちらの取り扱い不注意によるものと思っていた。そこで、手を入れるごとにまず大容量電解コンのチャージを抜き、次にG-S間の最大定格電圧を守るためにダイオードも入れてやれるだけの対策をしたつもりだった。
ところがそれでも不可解な現象がおさまらない。対策直後はうまく動いているように見えていても、そのうち挙動がおかしくなり、ついには故障モードに入っていく。写真はそうして壊れたDN2540の屍。原因はわからない。これでDN2540への信頼は完全に失った。
方針を変更する。
原因を突き止めていないので、ほかのMOSFETでも同じような現象が発生する可能性は否定できない。MOSFETはあきらめることにした。
で、次に何を使うか。少々迷ったが、手元にあるサブミニチュア管の7963を使うことにした。特性は6DJ8によく似ている。問題は、P-K間の電圧変動がIpに無視できないほどの影響を与えること。Ipの変動はGaNのバイアス電圧を動かすのでIdが安定しない。そのため7963のプレート電圧を固定する必要があり、簡易定電圧回路を急遽組み込むことにした。これでまたシャーシ内が混み合うことになる。整流管のそばに最後に残った空き地があるのでそこを利用する。
それにしても、ここまで紆余曲折をたどるとはまったく予想もしていなかった。
ところがそれでも不可解な現象がおさまらない。対策直後はうまく動いているように見えていても、そのうち挙動がおかしくなり、ついには故障モードに入っていく。写真はそうして壊れたDN2540の屍。原因はわからない。これでDN2540への信頼は完全に失った。
方針を変更する。
原因を突き止めていないので、ほかのMOSFETでも同じような現象が発生する可能性は否定できない。MOSFETはあきらめることにした。
で、次に何を使うか。少々迷ったが、手元にあるサブミニチュア管の7963を使うことにした。特性は6DJ8によく似ている。問題は、P-K間の電圧変動がIpに無視できないほどの影響を与えること。Ipの変動はGaNのバイアス電圧を動かすのでIdが安定しない。そのため7963のプレート電圧を固定する必要があり、簡易定電圧回路を急遽組み込むことにした。これでまたシャーシ内が混み合うことになる。整流管のそばに最後に残った空き地があるのでそこを利用する。
それにしても、ここまで紆余曲折をたどるとはまったく予想もしていなかった。
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