LOOK KX Light完成2008年02月18日 19時46分43秒

 とうとう完成した。完成直前にはいろいろトラブルがあったが何とかここまでこぎつけた。

 そのトラブルとは。ホイールにタイヤとチューブをはめ込むときに発生した。タイヤはPanaのエリートライト。チューブはR-Air。ところがこのタイヤ、きつくて手ではめ込むのが相当困難。慣れないこともあって、タイヤレバーを使ってしまった。これがいけなかった。チューブを傷つけ、一発で穴があいてしまった。それが一度だけならまだ許せるが、二度も続けてorz,,,
 かなりへこんでしまったが授業料と思ってあきらめた。早速ショップに行って新しいチューブを調達。お店の人に勧められたのがミシュランのAirComp Latex。高価なものだが、走ってみるとその良さがすぐにわかるという。ついでにタイヤのはめかたを丁寧に教えていただいた。やっぱりこういうときはショップに相談するに限る。非常に心強い。
 それにしてもお忙しいところをホイールをわざわざもってきて実演してくださり、親切きわまりない。ありがとうございました。

 ということで、今度はタイヤレバーを使わず手のひらで巻き込むようにすると成功した。何事にもコツというものがある。

 早速、室内トレーナーに装着して乗車。おお、これがLOOKの感触か!これまでのアルミフレームとは全く感触が違う。アルミフレームだと高いギア比にするとゴリゴリという音を上げながらフレームが振動するのだが、カーボンフレームはちょっと違う。振動を柔らかくいなすため、体に不快な感じが全くしない。長距離を乗ればこのメリットは大きいはず。

 クランクを回しながら感じたこと。これまでの旧XTRの剛性感と全く異なる。エネルギーロスが非常に少なく、すべての力がクランクに伝わっていくように思われる。奇妙な表現かもしれないが、体からあらゆるエネルギーを吸い取っていく感じ。だから漕ぐ方もついつい一生懸命になってしまう。今までとあまりにも勝手が違うのでとまどってしまう。これが最新式Ultegraの効果なのだろう。旧XTRもすばらしいコンポだと思っていた。確かに精度が高く、信頼性もが高い。でもやっぱり最新式コンポにはかなわなかった。

 当初BBとクランクをインストールしたとき、あまりにもクランクの回転が重くてショックを受けた。何か間違ったのかとあわててしまったが、調べてみるとホローテックはこんなものらしいとわかった。こんなにクランク回転が重かったら漕ぐのは大変だなと不安だったが、杞憂に終わった。シマノがこういう設計をするのにはそれなりの合理的な理由があるのだ。回転が多少重くなっても、剛性を高くすることのほうが優先される。それほどエネルギーロスは無視できないということらしい。それは確かに漕いでみると実感できる。

 機械というものは慣らし運転が必要だ。これから徐々に本領を発揮してくるのが楽しみだ。

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