TSA1765について ― 2019年06月26日 20時29分33秒
増幅部のカレントミラー部に用いたトランジスタがTSA1765という全く耳慣れない品種である。かくいう私も全く知らなかった。製造メーカーはTaiwan Semiconductorでその名の通り本社は台湾にある。なぜこれを選んだか。
このカレントミラー部には、余裕を見ると500V以上の耐圧と数ワットの最大コレクタ損失が必要である。これを満足するpnpトラはinfineonでも製造している。しかし耐圧や最大損失だけで選ぶことができない。製造プロセスも大切な要素である。製造プロセスの違いで音も変わることはK式アンプで何度か経験してきた。なのでここはEpitaxial Planarにこだわる。ところが意外にも製造プロセスまで公表している品種は非常に限られていて、TSA1765くらいしかみつけられなかった。結局、入手性もよいのでこれに決めた。
実は手元には2SA1967があるのだが、これはTriple Diffused Planar(三重拡散プレーナ型)で、音は鈍重であると言われている。
このカレントミラー部には、余裕を見ると500V以上の耐圧と数ワットの最大コレクタ損失が必要である。これを満足するpnpトラはinfineonでも製造している。しかし耐圧や最大損失だけで選ぶことができない。製造プロセスも大切な要素である。製造プロセスの違いで音も変わることはK式アンプで何度か経験してきた。なのでここはEpitaxial Planarにこだわる。ところが意外にも製造プロセスまで公表している品種は非常に限られていて、TSA1765くらいしかみつけられなかった。結局、入手性もよいのでこれに決めた。
実は手元には2SA1967があるのだが、これはTriple Diffused Planar(三重拡散プレーナ型)で、音は鈍重であると言われている。
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