Circlotron2 その21 試運転成功 ― 2019年05月29日 22時24分49秒

ラッシュカレントや、出力電圧のドリフトなど、いくつかの課題は残しながらもなんとか試運転にこぎ着けた。
仮に出力電圧に異常があっても保護回路が働くので、安心してスピーカーをつなぐことができる。とはいえ、やはり大御所に万が一のことがあってはならないので、安定性が確認できるまでNS-10PROで試聴する。
まずはスイッチオンで保護回路が働かないか心配したが、無事起動。エージング開始時の常として、最初は音が薄く低音も出ず、少しキンキンする。しかしこの音を聴いて、この一年間の苦労が報われた思いがした。狙いは間違っていなかった。
まだ2時間程度の試聴なので全貌を捉え切れていないが、それでもわかるのは実にスムースで引っかかりがないこと。以前のAmazing Circlotronで感じたどこか抑圧された印象は全くなく、のびのびとしていて空間に音が拡散されていく様子が見えるほど。これがWE420Aの音なのかもしれない。
今後一週間はどんどん変わっていくはず。また追って報告の予定。
仮に出力電圧に異常があっても保護回路が働くので、安心してスピーカーをつなぐことができる。とはいえ、やはり大御所に万が一のことがあってはならないので、安定性が確認できるまでNS-10PROで試聴する。
まずはスイッチオンで保護回路が働かないか心配したが、無事起動。エージング開始時の常として、最初は音が薄く低音も出ず、少しキンキンする。しかしこの音を聴いて、この一年間の苦労が報われた思いがした。狙いは間違っていなかった。
まだ2時間程度の試聴なので全貌を捉え切れていないが、それでもわかるのは実にスムースで引っかかりがないこと。以前のAmazing Circlotronで感じたどこか抑圧された印象は全くなく、のびのびとしていて空間に音が拡散されていく様子が見えるほど。これがWE420Aの音なのかもしれない。
今後一週間はどんどん変わっていくはず。また追って報告の予定。
コメント
_ Bunpei ― 2019年05月30日 19時03分33秒
_ Kon ― 2019年06月04日 22時20分29秒
電源は以下のような構成です。
電源トランスは、RSコンポーネントから入手したトロイダルトランス。整流ダイオードは当初、理想ダイオードブリッジを使おうとしていたのですが、ラッシュカレントによると思われる事故が多発したため、Inifineonのダイオードに戻しています。ここは将来の検討課題です。そのあとファインメットのチョークトランスを通過した後に、KEMETの電解コンデンサに至ります。
電源はまだまだ追い込む余地があります。その前に本体アンプをなんとかする必要があります。半可通ゆえ。収束までにはまだ紆余曲折ありそうです。
電源トランスは、RSコンポーネントから入手したトロイダルトランス。整流ダイオードは当初、理想ダイオードブリッジを使おうとしていたのですが、ラッシュカレントによると思われる事故が多発したため、Inifineonのダイオードに戻しています。ここは将来の検討課題です。そのあとファインメットのチョークトランスを通過した後に、KEMETの電解コンデンサに至ります。
電源はまだまだ追い込む余地があります。その前に本体アンプをなんとかする必要があります。半可通ゆえ。収束までにはまだ紆余曲折ありそうです。
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一つ前のブログ記事で公開されている回路図中の最終段のGaN HEMT用の+-20V用の電源はどのようなものをお使いなのですか?
この電源でまた変わるでしょうね。