GaN Single End Power Amp その6 ― 2023年04月26日 22時12分08秒
その後のGaN シングルエンドアンプ。SCOTTを組み立てながら、それと並行してこちらも進展があった。結論から言えば、前回の回路では満足できず、入力トランス付きに戻した。ところがこの回路には重大な問題があった。どんなに手を尽くしても動作が安定せず、簡単に発振してしまう。
原因は入力トランスの2次側がグランドから浮いているためと推定。GaN素子のバイアス電圧を与えるためには、これ以外の方法もあり得るのだろうが、シンプルな回路にこだわるならこれしかない。
こうしてもう一度出直しとなった。
昨日、設計し直したアンプが暫定的に完成した。動作はほぼ安定している。詳しいことはまた別の記事で書くとして、概要はこう。入力トランスで受けた信号はC3mのカソードフォロワを経由して終段のGaN素子を駆動する。このC3m、ちまたの噂通りすばらしい。
歪率を測定したところ、ちょっと問題が発覚。 1KHzと10KHzはよくそろっているのだが100Hzだけ極端に悪い。これには必ず理由があるはず。この調査が次の課題となる。
原因は入力トランスの2次側がグランドから浮いているためと推定。GaN素子のバイアス電圧を与えるためには、これ以外の方法もあり得るのだろうが、シンプルな回路にこだわるならこれしかない。
こうしてもう一度出直しとなった。
昨日、設計し直したアンプが暫定的に完成した。動作はほぼ安定している。詳しいことはまた別の記事で書くとして、概要はこう。入力トランスで受けた信号はC3mのカソードフォロワを経由して終段のGaN素子を駆動する。このC3m、ちまたの噂通りすばらしい。
歪率を測定したところ、ちょっと問題が発覚。 1KHzと10KHzはよくそろっているのだが100Hzだけ極端に悪い。これには必ず理由があるはず。この調査が次の課題となる。
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