朝里峠一周コース2020年07月20日 15時21分36秒

北海道も近年の温暖化の影響なのか、夏になれば最高気温が30℃を超すのが当たり前になり、いまでは各家庭にクーラーはほとんど必須である。
私が本州から北海道に移り住んだ43年前、30度を超すとニュースになったくらいだったのだから、世の中すっかり変わってしまった。

ところが今年はどういうわけか、あのかつての北海道らしい夏が戻り、最高気温が25℃くらいで最低気温が19℃だから、扇風機もいらず、ずいぶんと快適な日々を過ごしている。

休日の今日、天気予報によれば晴れ、最高気温は今年としては珍しく29℃とのこと。8時過ぎに自宅を出発し、いつもの朝里峠一周コースに挑戦した.

小樽に向かうと山に雲がかかっていたのだが、じょじょに晴れてきた。風はやや強く、道ばたに立っている幟がばたばたしている。風速に換算すれば、3~5m/s程度だろう。今回は、朝里峠を越えてからほとんど向かい風が続いたので速度が伸びず、忍の走りだった。
朝里温泉分岐交差点までのラップタイムは45分。温泉街に入ってからマスクをはずして登りに備える。やはりマスクをすると呼吸がきつく、おまけに今日のように気温が高くなると空冷が利かなくなり、明らかにパフォーマンスに影響する。

朝里ダム記念館は春からずっと「コロナ対策のため閉鎖」の張り紙を出してしまったまま。なんとなく寂しいものである。

そこから魚止めの滝までのラップタイムは13分。ここ数年は16分とか、ひどいときには18分ということもあってすっかりあきらめていたので、これにはびっくりした。別に頑張ったわけではなく、淡々とペダルを回しただけなので、おそらくこれは先週ほぼ毎日、通勤途中でインターバルトレーニングを行った成果だろう。
朝里峠のトンネルを越えた定山渓側の駐車場までのラップタイムは34分。前半で蓄えた貯金が生きた。50台のときには平均32〜33分だったのが、最近は35分を切ることができなくなっていた。トレーニングすればまだまだ伸びる可能性があるらしい。

この先はいつものように向かい風が厳しい。下りのはずなのに四峰トンネル手前では30Km/hも出ない(出せない)。定山渓に降りて国道を走っていても、小金湯あたりでは45Km/hのときもあるのに、きょうは30km/hあたりをうろうろしているありさま。

そのうち徐々に暑さの影響が出てきて、水の補給は足りているはずなのだが、パフォーマンスが落ちてきて、前に行こうという闘争心が湧かない。そんなこんなで無事に自宅に到着。リザルトは、3時間24分。ただし、途中でサイコンが数分間反応しないというトラブルがあったので、実際は30分をぎりぎり切ったくらいだろう。今日の暑さと風の状態から見たら、上々の結果。

今日は山に入ると蝉の鳴き声が聞こえてきた。夏である。

家に入ると汗がどっと噴き出す。裸になって身体を拭いていたら妻が背中を見て驚いた。ジャージの模様に沿って、くっきりと日焼けしている。記念に写真を撮ってもらった。よく見ると、右肩がガックリ落ちていて、痛みや故障の原因になりかねない。

話が変わるが、「IT技術者のロードバイク日記」の管理人さんが「サイクリストのためのストレングスとコンディショニング」という本を紹介していたので、さっそく買ってみた。まだパラパラ読みの段階だが、内容は拍子抜けするくらい非常にシンプル。かつてランス・アームストロングのトレーニング本を読んだときは、とても素人には手が出ないと思ったものだが、これなら敷居は低そう。問題は、継続してできるかどうか。

私の場合、以前から左足の股関節の可動範囲がかなり狭いことがわかっていた。ペダリング動作をしていても左足だけがなんとなくギクシャクする。この本に従って「アセスメント」してみると、やはり「不合格」になった。このあたりが今後の課題である。

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