自転車を降りて走りに専念する2022年12月01日 20時46分36秒

7月に顔面麻痺になって以来、右のまぶたが閉じられない。その結果、視力が落ちる。よって車の運転は御法度、ましてロードバイクはもってのほか。ということで今シーズンを棒に振ってしまった。
このままではストレスがたまってかえってからだに悪い。そこで昨年からぼちぼちはじめていたジョギング・ランニングに専念することにした。足で走るだけなら片目がかすんでいてもなんとかなる。

そこで問題になるのがシューズである。今まで履いていたNikeは十年以上も前に買ったもので、とうの昔に底が抜けて使い物にならない。
そこでいろいろ調べてみると、on cloudに目がとまった。なかにはぞっこん惚れ込んでしまった人たちもいる。どんなものかと興味が湧いたので、まずは中古品を手に入れてみた。よかったら新品を後で買えばよい。それがこれ。
入手したのはCloudsurferの旧モデル。若干底が摩耗していたが、まだまだ使える。
で、走ってみた。驚いた。シューズの概念が吹っ飛んだと言えばおおげさか。噂は本当だった。足を入れてもストレスがなく、ふんわりと包み込む感触が心地よい。それでいてしっかりとホールドする。
走ってみると、からだが喜ぶのか、自然に足が前に出ていく。すっかり走るのが苦手になっていたのに、走るのを止めようとは一度も思わず続けられたのはこのシューズのおかげである。良いものを見つけた。

いつも走るのは、自宅から平和の滝入り口までの往復12Km、往路は標高差150mの登りだから、平均勾配2.5%。何カ所かアップダウンもあるから結構なトレーニングになる。

顔面麻痺 その後2022年09月09日 22時13分44秒

麻痺を発症したのは7月22日だから、およそ7週間が経過した。当初の主治医の話では1〜2ヶ月でだいぶ快復するだろうとのことだったが、どうも雲行きが怪しくなってきた。あいかわらず、右側がほとんど動かない。

今は便利な時代で、ネット検索すると顔面麻痺したときのマッサージ法とかリハビリの情報がふんだんに手に入る。それを参考にしながら一生懸命リハビリに励んでいるつもりだが、目に見えるような効果が出て来ない。気分もちょっと悲観的になる。

そんなとき、職場の同僚が声をかけてくれた。この3月にアキレス腱を切ってしまい、病院のリハビリに加えて鍼灸院に通ったら期待以上に良かったので、そちらも考えたらどうかと言う。

鍼灸はこれまで経験したことがないのでちょっと迷った。が、このまま快復がずるずると長引くのかと考えると、そうも言ってられいない。思い切って予約の電話を入れ、今度の日曜日に行ってみることにした。さてどうなるか。

顔面麻痺2022年08月18日 20時57分31秒

耳性帯状疱疹から端を発した右顔面麻痺。発症したのが7月22日で、あれから4週間が経過した。

当初は1〜2ヶ月で全快するだろうとずいぶん楽観的に考えていたが、この間ほとんど快復の兆しはなく、これは長期戦になりそうなことが次第に見えてきた。

右顔面麻痺になって機能的にいろいろな不都合が出てくる。まずはまぶたがうまく閉じられないので、右目がかすむし涙も出てくる。いまもディスプレイがにじんで見えるのをなんとか我慢しながら文字を入力している始末。

続いて困るのが口がうまく動かないこと。特に「さしすせそ」と「ぱぴぷぺぽ」を言おうとすると口角から空気が抜ける。文字通り間抜けに聞こえて実に困る。

と、機能的な障がいについて書いたが、これは目に見える部分の話で、顔面麻痺には実は目に見えないところにも大きな変化が生じる。

ネット上には同じような経験をされた方の話が載っているが、皆さん口をそろえたように「心が落ち込む」と書いてある。これは実際に経験してみて初めてわかる。

症状の改善を実感するようになったら心が晴れてくるとは思うのだが、そのようになるまではもうしばらく時間がかかりそうだ。

耳性帯状疱疹2022年07月27日 13時24分19秒

右側の口唇が垂れ下がっている
別名をラムゼイ・ハント症候群ともいう。
先週の21日未明から右側頭部に痛みを感じ始め、それが徐々に強くなり眠ることができない。朝、妻が持っていた鎮痛剤を服用し、約束があったので友人宅を訪問。不思議に薬が効いているうちは、まったく普段通りに過ごすことができた。このときは単なる偏頭痛であろうと思っていた。

ところが次の朝、今度は右耳が痛みとともに熱っぽくてだんだん腫れてくる感じがする。側頭部の痛みも10秒ごとにきりで突き刺すような痛みで、鎮痛剤無しではとても耐えられない。おまけに、右顔面部が麻痺して、右まぶたと唇の右半分が動かない。
妻にはすごみのある顔を言われたが、つくづくマスクの時代でよかった。小さな子供が見たら泣き出すかもしれない。
これはただ事ではないと思って、23日になって耳鼻科を受診した。息子にも妻から様子を知らせてもらったところ、帯状疱疹が疑わしいとの返信。果たしてそのとおりで、耳鼻科の医師は血液検査の結果を見てからになるが、同じみたて。すぐに抗ウィルス剤を点滴してくれた。
あとで息子に聞いたら、この病気は治療開始がはやければはやいほど顔面麻痺が改善されやすいとのことらしい。25日に再度受診し、帯状疱疹と確定。

今日現在(27日)、麻痺は相変わらずではあるが、腫れと痛みは少し治まってきた。麻痺がとれるには数週間かかりそう。

なって初めてわかることだが、麻痺することで困ることがいくつか出てくる。まず話すことが難しくなる。対面なら相手は察してくれるが、電話はそうもいかない。なので電話が鳴っても御免するしかない。
そして食事をうまく口に入れることができなくなって、ぼろぼろこぼしたり、汁が口から流れ出たりで、汚いことこの上ない。まぶたも閉じないから、目がかすんでしまいディスプレイの文字見えにくいし、涙も出る。

外は蝉も鳴くほどの夏真っ盛りであるのに、このまま秋を迎えてしまうのかと思うと気が重い。

思い返せばこの数年、一年に一度、からだに関係する重大事件が起きている。
2019年  自転車で右旋回中に転倒し、右鎖骨骨折
2020年  大腸がん内視鏡手術
2021年  ディーラーの整備不良が原因により高速道路上本線上で車が急停止
そして今年はこれ。
ある人から「Konさんはいろいろありますね」と言われたけれど、確かにそう思う。

関東方面へ2022年07月11日 19時14分18秒

三年ぶりに関東方面に出かけた。連日猛暑が続きニュースで騒いでいたので、内心は行きたくないとも思っていたけれど、母校の先生が三日間講義をしてくれるというので、恐る恐る向かった。
終わってみると予想を裏切って風が涼しく、途中雨の日はあったけれど快適に過ごすことができた。
写真は講義の風景。出かけられるのも今年が最後かなといつも思ってしまう。

帰りは少し遠回りして北関東に住んでいる息子夫婦宅を訪ね、昨年末に誕生した二番目の孫を抱く。兄孫も立派に成長して、頼もしい性格になっていた。笑顔の家族を見るのはよいものである。