Raspberry Pi4BからI2S出力 その1 ― 2025年09月11日 21時56分32秒
これまで、MacからUSB経由でDDC+DAC(TDA1541A)を駆動していたのだが、Mac自身が発するノイズがオーディオ信号を汚しているらしいと気づきはじめた。そこで、Raspberry PiにヘッドレスAudiruvanaを載せて音楽サーバーとし、Macをリモートマシンにしてみることにした。
これが大当たりで、この音を聞いてMacがいかにノイズに汚染されているかを改めて痛感させられることになった。
そのときネットはWifi接続で済ましていた。調べてみるとこれもくせ者で、LANの環境も音に多大な影響を与えるらしい。そこでアライドテレシスのルーターを導入し、電源とクロックを入れ換えたらこれがまたよく効く。これに勢いを得て、Wifiをやめ光LANケーブルに入れ換えたうえで電源とクロックを入れ換えると、これまた大きな変化で、音源によってはYouTubeでもこれで十分ではないかと思うような音が出てきて驚嘆する。
さて、ここで話が終わればまことに幸せでいられるのだが、そこは長い間に身についた性(さが)で、もっと上の音を目指したくなった。
Raspberry PiからUSB経由でDDCに音楽信号を渡すとき、Raspberryの内部では音楽信号をUSB信号に変換するプロセスが発生する。デジタル信号で見たならば、そのプロセスで損失が発生するはずはないのだが、そこは奥が深いもので、この道の先駆者達は信号処理は単純であるべきというドグマを提唱している。
彼等は、それらの研究過程を10年以上も前からネット上に公開してくれている。一昔前なら、まずは専門書を買ってというところから始まるのだろうが、まことに素晴らしい時代になったものである。宝のような情報がざくざく転がっていて、私のような初心者にはまことにありがたい。
とは言え、ちょちょいのちょいという訳にはいかない。それなりのスキルが要求される。覚悟はしていたが、結構手間取った。そこから茨の道が始まった。その話はまた次回に。
まずはRaspberry Piに載せたドーターボードの様子を。
これが大当たりで、この音を聞いてMacがいかにノイズに汚染されているかを改めて痛感させられることになった。
そのときネットはWifi接続で済ましていた。調べてみるとこれもくせ者で、LANの環境も音に多大な影響を与えるらしい。そこでアライドテレシスのルーターを導入し、電源とクロックを入れ換えたらこれがまたよく効く。これに勢いを得て、Wifiをやめ光LANケーブルに入れ換えたうえで電源とクロックを入れ換えると、これまた大きな変化で、音源によってはYouTubeでもこれで十分ではないかと思うような音が出てきて驚嘆する。
さて、ここで話が終わればまことに幸せでいられるのだが、そこは長い間に身についた性(さが)で、もっと上の音を目指したくなった。
Raspberry PiからUSB経由でDDCに音楽信号を渡すとき、Raspberryの内部では音楽信号をUSB信号に変換するプロセスが発生する。デジタル信号で見たならば、そのプロセスで損失が発生するはずはないのだが、そこは奥が深いもので、この道の先駆者達は信号処理は単純であるべきというドグマを提唱している。
彼等は、それらの研究過程を10年以上も前からネット上に公開してくれている。一昔前なら、まずは専門書を買ってというところから始まるのだろうが、まことに素晴らしい時代になったものである。宝のような情報がざくざく転がっていて、私のような初心者にはまことにありがたい。
とは言え、ちょちょいのちょいという訳にはいかない。それなりのスキルが要求される。覚悟はしていたが、結構手間取った。そこから茨の道が始まった。その話はまた次回に。
まずはRaspberry Piに載せたドーターボードの様子を。

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