GaNソースフォロワー出力アンプ ― 2022年05月12日 22時01分53秒
GaNシングルエンドアンプの最新版は、2022年1月9日の記事に掲載したとおりで、300Bシングルアンプと比較しながら聴いてみると、お互いの優れているところとそうでないところがよくわかる。
GaNシングルアンプの音は滑らかさはさすがと感じられる。ところが300Bシングルアンプに比べると、わずかにツルンとするところが気にかかる。深みに向かう前に何かが邪魔して跳ね返され、手触りがわずかに人工的に感じられる。真空管アンプ党の人が、半導体を毛嫌いする気持ちがなんとなくわかる。
であれば、半導体の使用を最小限にとどめる回路を考えるしかない。途中経過は省いて、以下のようになった。 これまでバランス入力対応とするため、入力はカスコード・カレントミラー合成が定番だったが、半導体を「大量」に使わなければならないところが欠点だった。そこでおもいきって600Ω対応トランス入力とした。
初段はのプレートは三極管による定電流回路とする。次段は同じく三極管によるカソードフォロワー。そこからCを経由してGaNによるソースフォロワー回路となる。ソース負荷は手巻きの空芯コイルである。増幅部の能動素子は真空管以外にGaN素子が一個だけという簡素さ。
例によってまな板に借り組みして動作を確認する。 音を聞いてみると、2022年1月9日版のほうが成熟しているのはさすが。しかし、あのツルンという感触がほとんど感じられず、キラリと光る魅力がある。よって、本格的に組み直すことにした。その顛末はまたあとで。
GaNシングルアンプの音は滑らかさはさすがと感じられる。ところが300Bシングルアンプに比べると、わずかにツルンとするところが気にかかる。深みに向かう前に何かが邪魔して跳ね返され、手触りがわずかに人工的に感じられる。真空管アンプ党の人が、半導体を毛嫌いする気持ちがなんとなくわかる。
であれば、半導体の使用を最小限にとどめる回路を考えるしかない。途中経過は省いて、以下のようになった。 これまでバランス入力対応とするため、入力はカスコード・カレントミラー合成が定番だったが、半導体を「大量」に使わなければならないところが欠点だった。そこでおもいきって600Ω対応トランス入力とした。
初段はのプレートは三極管による定電流回路とする。次段は同じく三極管によるカソードフォロワー。そこからCを経由してGaNによるソースフォロワー回路となる。ソース負荷は手巻きの空芯コイルである。増幅部の能動素子は真空管以外にGaN素子が一個だけという簡素さ。
例によってまな板に借り組みして動作を確認する。 音を聞いてみると、2022年1月9日版のほうが成熟しているのはさすが。しかし、あのツルンという感触がほとんど感じられず、キラリと光る魅力がある。よって、本格的に組み直すことにした。その顛末はまたあとで。
コメント
_ levelUP ― 2022年06月26日 17時28分09秒
forgot to mention I use 2x parallel GS66516 circlotron amp. 4 GAN FET mono side, 8 - stereo. Feedback less
_ levelUP ― 2022年06月26日 17時36分27秒
forgot to mention I use 2x parallel GS66516 circlotron amp. 4 GAN FET mono side, 8 - stereo. Feedback less
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