GaN 単段アンプ その8 (おそらく決定版)2021年04月03日 22時07分13秒

そこですべてGaN素子に戻したのだが、ついでに回路を見直して、無駄なところをそぎ落とした。回路は以下のとおり。
できあがった姿はこのとおり。基板の上の部品はこれだけ。実にシンプルで気持ちがよい。
以前使っていた部品を戻したのだから、熟成までそれほど時間はかからないと思う。それでも両チャンネルが完成してまだ24時間経過したばかりなので、堅いところが残っている。

それでも、LU1014D版と比べて出てくる音が全く違うのはすぐにわかった。一個の部品でこうまで差が出るのだから、これがオーディオのおもしろいところであるし、また恐ろしいところでもある。

これらのことからごく控えめに言えば、こうなる。
GaNはA級アンプに使っても非常に高い能力を発揮する。

もっと積極的な言い方をするなら、こうだ。
GaNはA級アンプで最もその性能を発揮することができ、出てくる音は他の素子よりも抜きんでている可能性がある。

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