シングルスピードバイクで三本ローラー2021年01月14日 22時06分43秒

昨年末からずっと真冬日が続き、吹雪にはならないけれど、雪もしっかり積もってきて、外はすっかり冬の装いとなった。
走ることはできなくても、新車には外の光を浴びてもらいながら初々しい姿を写真に収めてみた。

週に二三回だが、三本ローラーに乗りながらセッティング調整をしてきて、やっと最近落ち着いてきた。不思議なことに、決まるときは「あ、ここだ」という手応えがある。ある方が、「馬は骨で乗る」と言っていたのを読んだことがあった。自転車も同じで、自転車の中心と骨がつながると、まさに人馬一体となった感覚がする。ただ、人の方の体幹ができていないので、馬を制御するどころか、逆に馬に制御されてしまって、ふらふらするところが情けない。

残っているのは、ブレーキケーブルとバーテープ。今の段階で、重量を量ってみたらペダル込みで6.67Kgであった。ペダルは、前世紀の遺物とも言えるシマノの三角ペダル。これをはずせば6Kgを切るかも。本来ならば必要のないチェーンテンショナーやフリーがなかったら、もっと軽くなるのだろう。ただ、ロードバイクをシングル化するというテーマで始まったプロジェクトだから、そこは目をつぶるしかない。

矩形波変換(LTC6957)の出力波形2021年01月14日 22時23分42秒

励磁型スピーカー用電源の製作がなかなかはかどらない。理由は、ここにきていろいろな不具合が発生して、その対処に追われていたから。ただ、禍転じて福となるとのことわざにあるように、トラブルシューティングをしているときに、予想外の進展があって、音が大きく改善された。その顛末はまた後で書くことにして、まずは写真を見ていただく。

これは、Laptech水晶を使ったOSCの正弦波を矩形波変換するLTC6957の出力(対策前)である。ただし、使っているオシロスコープとプローブの限界から、立ち上がりがなまっている。大きなオーバーシュートやリンギングが発生していることが見て取れる。
これが今回の対策(後述)で次のようになった。
恥ずかしながら、これまでどんなに努力してもこれほどきれいな矩形波を得ることはできなかった。それがいとも簡単に出てきたときには思わずうなってしまった。

そして出てきた音を聴いたときには、今度は思わず声が出た。いつも厳しい批評をする妻が「音が良くなったね」とおっしゃってくれたことから(涙)、いちおう客観性がある結果であることは間違いないだろう。

いったい何をしたらこうなったのか。それは次の記事で。