ラストラン(おそらく)2020年12月07日 19時54分16秒

先週の11月29日に市内一周コースを走ったのが、今年のラストランになるかもと覚悟していた。ところが昨日の時点で天気予報によれば、きょうは晴れもしくは曇りとの予想。これは午前中に走られると期待しながら床に就いた。

ところが朝起きて外を見ると、みぞれが降っていて、出鼻をくじかれた。午後からなんとか天候が回復してきたので、昼食を食べてすぐではあったが出発した。気温はこの時期としては低くはなく、3℃から5℃。主要道路は乾燥している。ただ標高が高いところでは確実に積雪があるので、きょうも市内一周コースとする。

ご飯を食べたばかりで自転車をこぐのは正直しんどい。ただ、腹がこなれるのを待っていると日暮れにぶつかる。我慢するかしない。
しんどい理由はもう一つある。毎年のことだがこの時期、冬を迎えて風邪を引かぬよう積極的に体重を増やすことにしている。ベストから2Kgくらいは重くなっているはず。以前、無理に体重を落として冬を迎えたら、何を着ても寒くてひどい目に遭ったことがある。 なので無理はせずに、走りを楽しむことにする。

小林峠は、先週は一部凍結して減速して通過したのが、今日は一部濡れていただけ。

ところで、この御時世なのでモンベルのフィールドマスクをしているのだが、走っているときはよいとしても信号待ちで止まるとめがねがとたんに曇って具合が悪い。手には冬用のグローブをつけているので、スカーフを上げ下げするのも面倒。いつまでこんなことが続くのかと気が重くなる。

最後は町内をぐるっと回って自宅に戻り、泥を落としてきれいにしてから車庫に入れる。
この一年、事故もなく無事に走られたことに感謝。

シングルスピード・バイク その後2020年12月07日 20時26分47秒

Aliexpressで出品されていたカーボンフレームを注文したのが9月20日。その後、すったもんだがあって発送の確認がとれたのが11月18日。出品者は、送料を節約するためにシンガポール・ポストを選択したらしく、11月29日にシンガポールに到着。トラッキングすると、12月3日にそこから日本に発送した、と出た。そこまではよかった。

ところが、そこからぴくりとも動かない。コロナで航空機が減便しているとのことで遅れるとは聞いていた。コストを抑えるために、荷物室に空きが出るのを待つというシステムであるとも。その上、クリスマスで一年で一番荷物が多くなる季節にぶつかった。

Aliexpressが設定している到着期限は1月9日で、それまでに届かなければ無条件で返金してくれる。もうこうなったらゲーム感覚で気長に待つことにしよう。

フィールド(励磁型)スピーカーに挑戦2020年12月07日 20時51分44秒

「オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう」は、数あるオーディオブログの中で、管理人さんの情熱と熱気は抜きん出ていて、大いに刺激をいただいている。失礼ながら常識にとらわれない突拍子な表現が多く、出る杭は打たれるで、さぞかし攻撃も少なくなかろうと心配になるほどである。

ところで、この管理人さんはまるで「励磁型スピーカーの伝道師」と呼ぶにふさわしく、とうとう私も軍門に降って、フィールドスピーカーに挑戦することにした。

問題は、どのスピーカーを選ぶかである。さすがに「レコードで」の管理人さんのようにはいかない。もう少し小ぶりで低廉でないと手が出ない。

そこで最終的に選んだのが以下の写真のもの。
Atelier Rullit Silver LAB8
一年ほど前にeBay経由で1ペア購入した。
シリーズ番号は053と054である。
検索すると、日本でもこのスピーカーを使っている方がお一人おられるようであるが、シリーズ番号は私の方が少し若い。

一年間放っておいた理由はいくつかあるが、一番は、フィールドコイル用の電源をどうするか、なかなか決まらなかったためである。これ一つで音がコロコロ変わると言われている。ここは腰を据えて検討するべきであろう。

フィールドスピーカーを使っている人はかなり少数派なので、電源に関する情報もかなり限られる。定電圧がよいのか定電流がよいのか。整流方法はどうする?この世界の定番とも言えるタンガーバルブなど手は出ない。それでも良い音を出したいというのだから、なんとも都合がよすぎる。

いっそのことWE91B型アンプに忠実に従って、フィールド型スピーカーを平滑回路のチョーク代わりに使うか。まあ、それは将来の計画として、とにかくフィールドコイル用電源をあつらえることにした。その顛末については、また次の記事で。

フィールド(励磁型)スピーカーの挙動 その12020年12月07日 21時36分59秒

フィールドコイルの電源は、定電圧か定電流か。まずそこを切り口にして考えてみよう。その前に、スピーカーの挙動をシミュレーションしてみることにした。

回路図のL1はボイスコイル、L2はフィールドコイルに相当する。LとRの値は実測である。L1とL2は原理的に電磁結合しているの結合係数が発生する。いちおうそれらしい値を入れてみた。
ボイスコイル側にパワーアンプから1KHz、ピーク値1Vを入力させたとき、フィールドコイル側にはご覧のように300mV(ピーク値)の電圧が発生する。
この電圧がボイスコイル側に影響を与えることは容易に想像できる。理想的には、ボイスコイル側にどんな入力があっても、フィールドコイル側は電流変動がゼロであることが望ましい。

(補足)
    磁束φは、自己インダクタンスLと電流Iの積であるから、
    電流が変動すると自己インダクタンスも変動し、
    これによってボイスコイルの変動量が変化してしまう。

ところがフィールドコイルを定電圧でドライブしても、電圧変動はゼロとはならない。定電流回路でドライブすれば確かに電流変動はゼロになる。しかし実際の出力インピーダンスは有限であるから、そのためゼロにはならない。結局、これまで提案されてきた方法には限界があるという結論に至る。

ここに研究の余地がある。第三の方法を探す。

中国製カーボンフレーム到着 やっぱり問題発覚2020年12月13日 17時37分43秒

年を越すかと覚悟していたら急に荷物が動き出し、12月10日に到着した。9月20日発注して以来だから、少々待ちくたびれた。ふう

しかし喜ぶのは早い。破損しているとか、注文したものと違うとか、付属品が入っていないとか。。値段が値段なのだから、なにもないと考えるのは虫がよすぎる。おそるおそる箱を開ける。

結果、拍子抜けするほど何もなかった。サイズも色も指定通り。傷も無し。バリなどもなく、6年前に買ったときよりも仕上げはかなりよくなっているのではないか。ここでほっと胸をなで下ろす。

ところがこのあと問題発覚。
フロントフォークのコラム径が規格より大きく、ステムが入らない。ちょっとがんばれば入るというレベルではなく、まったく入らないorz
検索するとネット上には同じようなケースの報告がある。しかし、まさか自分のところもそうだったとは。。しかし工場出荷時にこういうことはまっさきにチェックするはずのに、どうして?

対策はきわめて原始的である。80番の布ヤスリで辛抱強く削る。昨夜、30分かかったが終わらず、作業持ち越しとなった。

ところでハンドルバーのこと。今回はステム一体型を選んだ。これで走りが激変するとは思わないが、フィーリングはかなり変わるだろう。走るのが楽しみである。