Audirvana direct mode復活手順2020年11月11日 19時36分18秒

前回の記事からだいぶ間が開いてしまった。
書きたいネタはたくさんたまっていたのだが、公私ともに忙しかったせいもあるし、コロナのご時世でどうも普段と違って前向きな気持ちになれない。ただでさえ息苦しい世の中なのに、その上マスクをしなければならないのだから、ますます元気が失せてしまう。

実は11月9日から年に一度の長期休暇に入っている。この時間を利用して、これまでたまっていた宿題をこなす。
第一弾はCatalinaを最新ヴァージョンにアップデートして、Audirvanaのdirect modeを復活させること。

詳しい作業工程は篤志家が公開していて、検索するとヒットする。ただそのまままねても私の場合はうまくいかなかったので、どうすれば間違いなく復活させることができるか、私なりに試行錯誤した結果を書いてみたい。ただし、以下の記事は動作を保証するものではないことと、各自の責任で行っていただくことを明記しておく。


Audirvana direct mode復活手順
1) Command + Rを押しながら再起動する。
2)mac OSユーティリティ画面が出る。上のメニューのユーティリティからターミナルを開く。
3)ターミナル画面で次のコマンドを打つ。;とrebootの間にスペースが2個入ることに注意。

csrutil disable; reboot
4)立ち上がったら、Hackintoolを開く。
5)Hackintoolの最初の画面でToolsを選択
する。
6)下のメニューで右から2番目のInstall kext(s)を選択する。
7)Installしたいファイルを指定する。
8)Install先を指定する。
9)selectを押す。
終了したら、Finder画面で/System/Library/Extensionsに移動し、
手動でIOAudioFamily.kextを削除する。
この作業をしないと、書き換えができない。
本当であれば、最初にIOAudioFamily.kextを削除すべきなのだが、Hackintoolを動作させる前では、セキュリティがかかって削除ができないので、このような手順となる。
詳しい方なら、二度手間にならない方法を知っているかもしれない。
10)次にもう一度 step5〜8の作業を繰り返す。
11)Finderで書き換えが行われていることを確認する。
12)再起動してAudirvanaのダイレクトモードが復活していることを確認する。
13)Command + Rを押しながら再起動する。
14)ターミナル画面で次のコマンドを打つ。;とrebootの間にスペースが2個入る。
csrutil enable; reboot
以上で作業終了。

長期休暇一日目2020年11月11日 20時41分03秒

さあ今日から11日間の休暇が始まる。と思ったら、明け方から雷が鳴り、あられが降って大荒れである。そのうち雪になって真っ白になった。
休みになったら長距離走を楽しもうと思っていたのが、初日から出鼻をくじかれた。

今日は家に閉じこもるしかない。早速、車のタイヤ交換をする。空気圧も確認。

午後からは、水晶発振器に手を加えることに。これが三日がかりの大仕事になるとはこのときは思っていなかった。

長期休暇二日目2020年11月11日 20時46分06秒

確か、健康診断の予約を入れたのが8月頃だったと思う。すぐに予定を入れられると思ったら、11月まで空いていないという。おそらくコロナ騒ぎで皆が健康診断を延期し、少し落ち着いてきたので一斉に予約が殺到したということなのだろう。ということで今日がその日となった。

妻と一緒に近くのクリニックに出かける。外は雪が積もっている。日が出ているので運転はしやすい。クリニックに着くと、妻はすぐにバリウム検査へ。こちらは諸々の検査が終わった最後の方でバリウムを飲む。飲むのはいいのだが、検査台の上で右を向けとか三回転しろとか、腰を上げろとか、そちらの方が大変である。逆さづりにはいつまで堪えられるのだろうと、いつも気になる。
最後に検査結果を聞いたら、二人とも異常なし。後日、血液検査の結果が送られてくる。
やれやれ、とにかく健康でいられることほどありがたいことはない。

帰ってから、昨日から課題となっている、水晶発振器の不具合対策に取りかかる。ところが、以下のような不具合が次から次へと襲ってきて、参った。

・突然、USB経由でDDCを認識しなくなる。何をしてもダメ。
・途方に暮れて、最後の手段ということでOSを最新バージョンに入れ替えることに。結果、これも効果無し。
・OSを入れ替えたので、AudirvanaのDirect modeを復活させる作業をおこなうも、これも失敗の連続。このあたりから「トホホ感」が強まってくる。
・格闘すること数時間。やっとUSBを認識。原因は、DDCのUSB側電源(独立給電していた)に不具合があったようだ。Mac本体から給電するようにしたら問題解消。やれやれ。
・ここで上昇気流に乗れたかと思いきや、次には音がノイズだらけに。原因は、DDC周りにあることはわかったが、何が原因なのかはしばらくつかめず、難儀。結論。水晶発振器の不具合。調査して幾日に、この後、水晶発振器の底知れぬ恐ろしさを知ることに。

問題が何も解決しないままフトンに入ったときは、まことにどんよりした気分であった。

長期休暇三日目2020年11月11日 21時06分01秒

さあ今日こそはゆっくりできるか、と思いきや、飼い猫の調子が悪い。数日前から餌を食べなくなり、うんちが出なくなり苦しんでいる。17歳になったのだから、いつ何が起きてもおかしくはないと覚悟はしていたが、いざとなると気が重くなる。
部屋中を汚してしまうので、ブルーシートを敷き詰めた。和室に閉じ込めたしかしブルーシートでは掃除がしにくい。
そこで、近くのホームセンターに出かけて、手頃なボードを買ってきて、和室に敷き詰めた。これで掃除が格段にしやすくなった。妻は猫が死ぬものだと思って泣いている。

午後から、昨日からの宿題にかかる。
まずAudirvanaのDirect mode復活。これは、すでに手順を押さえていたので、すんなりいく。幸先が良い。

次に水晶発振器不具合対策にかかる。
これも昨日のうちに原因を絞り込んでいたので、後は実際に試してみるだけである。
詳細は別の欄で書くことにして、結果からいえば大成功。音は予想以上の変化を遂げた。

そんなわけで、こんなふうにブログを書いているわけである。

試作11号 その1(水晶発振子 4個シリーズ接続)2020年11月11日 21時30分51秒

試作10号で気になっていたことが一つあった。三個の水晶発振子が基板に直付けになっているので、振動に対して無防備状態なのだ。

発振器の性能が水晶発振子の実装方法に大きく依存していることは、この世界の常識である。diyAudioのandrea_moriさんが出している最新基板では、発振子にエストラマーではさんで基板に載せ、基板そのものをアルミボックスに収納して念を入れている。

気になることはそのままにできないたちである。ただしオーディオに関してだけであるが。

そこでAma○onで写真のものを購入。
YouTubeには、広範囲の周波数領域にわたっての防振性能がわかるように動画が掲載されている。
これを使ってどのように実装したかは、次のコラムで報告する。