ラインアンプの整流ダイオードをGaNに入れ替える その後2020年08月26日 20時47分58秒

GaNダイオードに入れ替えてから2週間経過。24時間通電しているわけではないので、エージングは道半ばである。

高い周波数域にエネルギースペクトルがわずかに偏っていて、聞いていて落ち着かない。以前ならこの微妙さには気がつかなかっただろう。今は、すぐに耳で聞き分けられる。

こうしてみるとInfineonの第6世代ダイオードもかなり実力があったと今更ながら感心する。あの音は、本当に腰が据わっていて、表情が豊かで、どんな音源であってもいつまでも聞いていたという気持ちになった。失ってから初めてすごさに気がつく。

ただGaNダイオードは、まだエージングの途上である。暑い日が続くが、じっと忍耐して熟成を待つことにする。

コメント

_ かずっち ― 2020年09月25日 18時28分10秒

ゲルマニウムトランジスタを整流ダイオードに使うの面白そうですね。
真空管アンプのB電源630Vにも使えますか?
ドレインとソース間耐圧650Vで余裕が無いですが・・・

_ Kon ― 2020年09月28日 20時37分20秒

ゲルマニウムトランジスタは一部に根強いファンがいますね。
整流ダイオードには三倍ルールがあって、耐圧はAC電圧の三倍以上が必要です。GS66502Bは650Vなので、ACのマックスは、200Vあたりが限界となります。ただ経験上、この素子は余裕があまりないようなので、150Vあたりでおさえておくのが安全です。

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