「ソーシャル・ディスタンシング」を「あはひをとる」と言い換えてみる2020年04月02日 10時07分01秒

当地のCOVID-19騒ぎは一時に比べて少し落ち着いて来たように見える。ところがあるドラッグストアの前には開店前に行列ができているのを見て、世の人たちの不安はまだまだ大きいのだと感じられた。
聞けば、ある高齢の方が外に出るのがままならず、気分が落ち込んで体調を崩しておられるとか。こんなときこそ、social distancingを確保しながらではあるけれど、なるべく普段と同じ生活を心がけることで世の人たちの緊張を和らげる助けになればと思う。

余談であるが、最近、オーバーシュートとか、ロックダウンとか、アウトブレークとか、クラスターとか気がつくといままであまり使われてこなかったカタカナ英語がどんどん使われだしていて、なにか策略でもあるのだろうかと勘ぐってしまうほど違和感を感じていた。
かくいう「ソーシャル・ディスタンシング」も、自分で使っていながらわかるようなわからないような。。。なにかふさわしい日本語がないかと考えたりもする。

たとえば、もはや古語になってしまったことばだが「あはひ(アワイ)」はどうだろうか。漢字で書けば「間」である。例文は「あはひをとる。」「もう少しあはひをとっていただけますか。」
これを聞いた方は、「?」となるでしょうね。