測定機器の限界2020年01月11日 22時05分28秒

発振器に深入りしていくとどうしてもしっかりとした測定機器が必須となる。と同時に、測定技術も要求される。

これまで周波数帯域200MHzのデジタルオシロと同じく400MHz帯域のパッシブ・プローブを使ってなんとかしのいできた。もちろんプローブのグランドは最短を心がけたつもり。

しかし被測定回路の周波数が50MHz近傍で、立ち上がり時間も1nsecを切るような高速波形が相手では、動いていることくらいは確認できても、正しく波形を観測しようとするなら大いに役不足である。

このあたりの事情については、観測機器メーカーが親切にアプリケーションノーとして出しており、その中でもたまたま目にしたアジレントの資料によれば、立ち上がり時間1.6nSecの波形を正確に観測するためには600MHz帯域のオシロスコープが必要とあった。500pSecに至っては1.4GHzが必要とあった。POTATOのロジックICはもちろんのこと、LTC6957の出力波形など正確に測れるはずもなし。

とは言え、矩形波の観測は無理でも正弦波の観測なら手持ちの機器でもなんとかなるのが慰めである。ただ一つ、高インピーダンス回路の測定だけはできるようにしたい。
そのためにはアクティブ・プローブがどうしても必要となるが、値段を見たら市販品を買うのは躊躇する。

いっそのこと自作しようかとも考えたが、私のような人間は他にもいるに違いないと思い、eBayを探したらdiyキットとして売られていた。自分で作る手間を考えたらこれは安い。早速、注文した。