午後から朝里峠(9月30日)2019年10月06日 21時24分22秒

消費税8%最後の日を記念して(?)朝里峠を目指す。
ただし、妻が風邪を引いてダウンしたので午前中は病院へ付き添い。そのため出発は午後からになった。

最近手入れをしていなかったすね毛を剃って、多分今シーズン最後になるかもしれないショートビブを履いて出発。

快調に北一条通りを降り、旧国道に出るとひどい渋滞。なんだろうと思って前に進んでいくと、なんと某ホームセンター前の横断歩道信号機が横倒しになって車道を塞いでいるではないか。完全な通行止めである。黄色のレッカー車が突っ込んだらしい。ほかに巻き込まれた車も人もなく、幸いけが人はなかった模様。こちらは自転車を降りて事故地点を通過。2分のロスタイム。

途中経過を省いて、ダム記念館から峠駐車場までのラップタイムは35分台。昼食をたらふく食べて、まけに羊羹まで突っ込んだので、自転車をこいでいる最中、ずっと胸焼けがしていた。胃酸がなんども喉元まで登ってそうな気配でゲップを繰り返す。そんな体調で走る。

四峰トンネルは相変わらず交互通行だったが、きょうはなぜか車道を走れという指示。久しぶりにタイムトライアル走行になり、向かい風に抵抗しながらトンネルを35Km/hで出る。ただしその後、休憩のためガクンと速度が落ちるのだが。

このようにしていつものように小金湯温泉を通過して、豊滝除雪ステーション前にさしかかったとき、比較的大きな石を踏んでしまった。フロントは無事だったが、リアがパンク。こんな石を踏んだだけでチューブレスタイヤがパンクだなんて意外だったが、とにかくそのまま除雪ステーションに避難して、玄関前で予備のチューブを挿入して応急措置をする。その間10分程度。CO2カートリッジを持参していたのですぐに空気圧を確保できる。おじさんとおばさんが興味深そうに寄ってきて、声をかけてくれる。こういう時間が面白い。

すぐに再スタート。リアが重くなったことがすぐにわかる。ただ剛性が確保されているので、力が逃げていく感じはなく、これはこれで好印象。

ということでいくつかトラブルがあったが、リザルトは3時間27分47秒。ロスタイム2分を勘案すれば、まずまずの結果だった。

リアのタイヤを改めてチェックしてみると微妙な位置でサイドカットしていた。これでは目視で全然わからなかったわけだ。運が悪いとしか言い様がない。早速新しいのを注文した。

Circlotorn3 位相補償の検討2019年10月06日 21時58分15秒

あれからずっと試聴を重ねてきた。エージングが落ち着いてくると、最初はよいバランスだと思っていたのがどうも高音が耳につくようになってきた。長時間聴いていられない。

無帰還アンプでは問題にならないのだが、高帰還アンプでは位相補償については十分な配慮をしなければならない。今回問題はそこに原因があると睨んだ。
そこでまず帰還抵抗に120pFをパラってみた(微分型補償)。最初はこれで良いかと思ったのが、やはりよくない。まだ足りないようだ。

そこで330pFに変更。こんどはドンピシャリで、聴いていてこれまでの印象とずいぶん違い、落ち着いて聴き続けることができる。出過ぎていた高音のエネルギーにマスクされていたものが一挙に聞こえてくる様子で、心が躍り出す。

今回のことから、位相補償がうまくできるかどうかで、アンプの出来不出来が決まることが改めてわかる。どんなにすばらしい部品とすばらしい回路でも、位相補償が適正でないとすべてが台無しになる。高帰還アンプが嫌われるのには、意外にこんな理由があったのかもしれない。

最終の回路図は以下の通り。

8Ω負荷時の10KHz矩形波は以下の通りで、まったくリンギングもオーバーシュートもなく美しい。
高域カットオフ周波数は130KHzで、当たり前だがシミュレーションと完全に一致していた。
Circlotron3はこれにてフィクスとする。
次は、仕掛かり中のKT88ppに移る予定。