Circlotron2 その17 定電圧回路2019年04月25日 20時55分26秒

初段がフォールデッドカスコードアンプとなったため、図らずも結果的に全段直結回路となった。初段のドリフトがそのままアイドリングのドリフトにつながり、出力のDCドリフトとなる。そのための対策として、初段のB電源電圧を定電圧回路で固定することにした。ただし無帰還として極力シンプルなものとしたい。

写真ができあがった様子。真空管のように見えているのは、実は定電圧放電管のWE427Aである。ここは普通ツェナーダイオードか、もっと簡単に抵抗一本で済ますところだけれど、せっかくなので、いつか300Bアンプで使うためにと手元に眠っていたので今回活躍していただくことにした。

この放電管はStartar Anode端子があって、ここに起動電圧をかけてあげないと動作しない。おまけにKr-85(クリプトン)を微量に含んでいるため、廃棄するときは専門の業者に処理を依頼しなければならないと箱に書いてある(もちろん、普通に扱う分には問題はない)。
これから動作試験をして正常に動作するか確認する。

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