今シーズン初 朝里峠一周コース2019年04月01日 15時18分18秒

天気予報では曇り、北寄りの風、最高気温5℃。体調はまずまず。ただ前日までの疲れもあって7時30分起床になり、出発が大幅に遅れた。目指すは朝里峠。峠の駐車場で引き返すか、そのまま一周するかは決めていなかった。トンネルの凍結状態と体調で判断するつもりで出発した。

外に出てウインドブレーカーを着用するかどうか迷う。走っているうちに暖まるだろうということでポケットにしまった。

道路はほぼ乾燥状態。峠付近がわずかに濡れていたくらい。朝里温泉分岐まではちょうど50分。この季節としてはよいペース。しかし登りにさしかかるとガクンと速度が落ちて、筋力のなさを露呈する。よい兆候なのは、心肺が比較的楽だったこと。この一週間、三本ローラーでほぼ毎日走っていた成果だろう。

峠のトンネルは入り口付近に吹き込んだ雪が若干あって凍結もしているが、ごく短い区間に限られる。ほかは融雪剤がふんだんに撒かれていて乾燥状態。これなら大丈夫と判断し、一周コースを選択。

峠を下りて国際スキー場前を通過。スキーヤーがいるゲレンデの目の前をロードバイクが疾走(?)していくのは絵になりそう。

そのまま順調に下って四峰トンネルに入る。入り口は全く雪がなく拍子抜け。そのまま問題なく出口まで行くかと思ったら、驚くモノを見てしまった。このトンネルは常時壁面からの漏水があって路面が濡れていることは知っていた。なので路面が凍結している可能性だけは頭に入れていた。だが、漏れ出した水が凍って壁面に見事に発達した氷柱を見たときは思わず声を上げてしまった。トンネル天井の照明に照らされてキラキラ輝いている。美しいと思う前に、路面が凍っているリスクを考えてしまい、こちらも凍りつきそうになった。幸い何事もなく通過したのでほっとした。

その先のトンネルも凍結なし。無事に通過。国道に降りてきて一時停止し、羊羹を補給。手が寒さでかじかんでしまい、うまく処理できない。だいぶ冷えてしまった。風花まで舞ってきた。ウインドブレーカーを着ようかとも思ったが、やっぱりそのままで走る。おそらく気温は2〜3℃くらいではなかっただろうか。ボトルの水は凍らなかったが、からだが暖まらず汗が出ない。後で思い返せば、あそこでウインドブレーカーを着るべきだったかもしれない。

その先はいつもの通りで特記事項なし。リザルトは3時間45分。シーズン初めだし、気温が低かったのでこんなものだろう。

帰ってみると、妻が白だしでつくったうどんを用意してくれていて、冷えたからだにとても心地よかった。

このシーズン大いに助けられているのが、おたふく手袋のボディタフネスである。これが優れもので、安価でありながら保温性能が高いし、汗をかいてもべっとり肌に張り付くこともなく快適この上ない。当初、何も考えずにハイネックを買ってしまい失敗したかと思ったが、首から冷気が入りにくいので5℃以下の気温であればむしろこちらの方がよいかもしれない。